目次
1章 行列式とは要するに面積のことなのだ
2章 3次元以上の行列式を征服する
3章 直交する世界―内積と外積
4章 線形変換のココロ
5章 逆行列のひみつ
6章 固有値を「体感」する
著者等紹介
小島寛之[コジマヒロユキ]
1958年東京生まれ。東京大学理学部数学科卒業。東京大学大学院経済学研究科博士課程を経て、現在、帝京大学経済学部講師
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まつど@理工
7
ベクトルの内積外積を整理してついでに行列の初歩、固有値まで一気に視覚的に学べる良書。高校生で余裕があればベクトル学習後に行列計算を補いながら読むといい。…幽霊アインシュタインが原爆投下を阻止しようとルーズベルトに会いに行く話。(ということはアインシュタインがルーズベルトの命を削ってしまい、トルーマンが?)2013/09/10
ほん(ぷちわら)
4
専門的な知識がある人には物足りなく感じるかもしれないけど、大学のテキストが分かりにくかったので、基礎的な知識を補強する目的で使用。途中、ショートエピソードが入っていたり、筆者のユーモアがあって小説みたいに楽しく読めた(*^_^*) あぁ、この勉強の成果が来週のテストに反映されれば…(T_T)2013/10/29
ぬめぬめ
1
友人のおすすめ。線形代数を徹底的に図形的なイメージで教えてくれる本。従来の教科書を使っている授業の点数が上がるかは分からないが、「こういうものだ」と覚えてきた定義などを、図形的イメージを通して"理解"できるかなと。正直、けっこう感動した。応用例も豊富で、学ぶ意義も感じられ、また具体例として理解促進につながるのも、ほかの教科書と比べると優れている点だと思う。「ゼロから学ぶ」というタイトルながら、他の方も書いているように、学び直し用や副読本としても優秀だと感じる。2018/02/04
がりがり君
1
ベクトルの固有値、固有ベクトルとはそういうことだったのかと初めて納得した。2013/10/19
ぎぶそん
0
最後の章の「固有値・固有ベクトル」の少し前あたりから読み流してしまった。全体的なイメージはつかめたけど、他のテキストでしっかりと不足している部分を埋めたい。2017/11/21
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