有機化学のための高分解能NMRテクニック

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  • サイズ B5判/ページ数 386p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784061543140
  • NDC分類 433.5
  • Cコード C3043

出版社内容情報

NMRを使いこなしたいすべての人に!
測定を依頼するだけの人から、自分で操作する人、管理する立場の人、難解な省略語(アクロニム)に辟易している人、無数のパルス系列にうんざりしている人に経験豊富な著者がNMRを明快に実際的・実用的に解説

特色
●NMRの現象や手法が絵でわかる
●カラーを用いたきれいなスペクトルや図を多用
●数式は極力避けた
●一次元(1D)NMRは軽く、二次元(2D)NMRを中心に説明

「……無数といえるパルス系列に、新米化学者は当惑するだけで、どこから手をつけていいのか、手元の問題に対してどの技法を選ぶべきかわからないままの状態なのです。この本で私は実験化学者にとって最も役に立つ技法だけを集め、これらの技法を図解で説明することを試みました。……この本は長年の間に開発された数多い技法のエッセンスで、最も適切な部分だけを集大成したものというべきものでしょう。」――――(著者「まえがき」より)

1 はじめに
2 高分解能NMR入門
3 高分解能NMRの実際
4 1次元法
5 化学結合を介した相関
 1:同種核シフト相関
6 化学結合を介した相関
 2:異種核シフト相関
7 化学シフトとカップリングの分離
 :J分解分光法
8 空間を介した相関
 :核Overhauser効果
9 実験法
付録 アクロニム一覧表


D.W.ティモシ?・クラリツジ[D.W.ティモシ? クラリツジ]
著・文・その他

竹内 敬人[タケウチ ヨシト]
翻訳

西川 実希[ニシカワ ミキ]
翻訳

内容説明

測定を依頼するだけの人から、自分で操作する人、管理する立場の人、難解な省略語(アクロニム)に辟易している人、無数のパルス系列にうんざりしている人に経験豊富な著者がNMRを明快に実際的・実用的に解説。NMRの現象や手法が絵でわかる。カラーを用いたきれいなスペクトルや図を多用。数式は極力避けた。一次元(1D)NMRは軽く、二次元(2D)NMRを中心に説明。

目次

はじめに
高分解能NMR入門
高分解能NMRの実際
1次元法
化学結合を介した相関(同種核シフト相関;異種核シフト相関)
化学シフトとカップリングの分離:J分解分光法
空間を介した相関:核Overhauser効果
実験法

著者等紹介

竹内敬人[タケウチヨシト]
理学博士。1962年東京大学大学院化学系研究科修士課程修了。現在、東京大学名誉教授・神奈川大学理学部教授

西川実希[ニシカワミキ]
2002年神奈川大学大学院理学研究科博士後期課程中退。現在、東海大学医学部研究員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ryou Honna

0
実験でよくNMRは使用するのですが、実際中がどうなって、どういう原理で測定できて、その測定方法色々については全く知りませんでした. 装置が便利になってブラックボックス化しているのですね. NMR装置は基礎の基礎しか使用できなかったのですが、授業を機に勉強をしております. しかし、この本はまだ早かったのか... 原理の部分は何を言っているのかワカランチンだった. と、とにかく溶媒ピーク除去やその方法選択について、なんとなく学べたことでよしとします. つ、つぎこそは理解するぞ...2013/08/01

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