内容説明
最強の分子生物学ツールであるPCRの原理から操作手順までを、わかりやすく解説。RT‐PCR、リアルタイムPCR、マルチプレックスPCRに加えて、微生物・医療・法医学・考古学への応用も紹介。
目次
PCRの基本原理
DNAポリメラーゼ
PCRプライマーの設計と合成
PCR増幅DNAの精製方法
PCR増幅DNAのサブクローニング
RT‐PCR
リアルタイムPCR
塩基配列決定とPCR
PCRを用いた遺伝子変異導入方法
PCRを用いた遺伝子変異、多型検出技術〔ほか〕
著者等紹介
養王田正文[ヨオダマサフミ]
工学博士。1987年東京大学大学院工学系研究科修了。現在、東京農工大学大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぴょんpyon
0
これはわかりやすい。類書はたくさんありますが、私には本書が一番わかりやすかったです。PCRとその応用技術の基本原理を知りたい人向け。プロトコルが載っていてすぐに実験できるよう配慮されていますが、なにぶん2010年の本ですから、より良い方法が開発されていないかチェックすることは必須でしょう。2016/10/26
ぴょんpyon
0
再読。原理から丁寧な解説をしてくれるので、自分の理解の確認と整理に役立ちました。PCR技術の成り立ちからゆっくり読み解いていくと、次世代シークエンサーのような新しいテクニックの理解も深まることが実感できました。2022/03/02
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