出版社内容情報
これから分子生物学・細胞生物学の実験をはじめるひとへの入門書。豊富な図版で、わかりにくい実験法も原理からよくわかる!分子生物学実験の原理と流れがよくわかる!
複雑な分子生物学の実験手法の、原理と流れがよくわかる!100を超す手法と原理を紹介し、バイオ実験初心者でも実験の全貌をスムーズに理解できます
A 基本的実験編
1章 試験管内の実験
1-1 遺伝子の増幅方法
1-2 遺伝子組換え
1-3 タンパク質の合成と精製
1-4 分子間の相互作用を知る
1-5 遺伝子、タンパク質の標識方法
1-6 遺伝子の構造解析
2章 細胞レベルの実験
2-1 DNA、タンパク質の抽出・精製
2-2 mRNAの発現量を知る
2-3 タンパク質の発現量を知る
2-4 タンパク質の局在性を知る
2-5 タンパク質‐DNA複合体を知る
2-6 タンパク質の修飾を知る
2-7 転写開始点を決定する
2-8 DNAのメチル化を知る
2-9 遺伝子導入法
2-10 遺伝子のノックダウンとノックイン法
2-11 遺伝子プロモーター活性の測定
2-12 特定の細胞集団の分離
2-13 細胞周期の観察
2-14 アポトーシスの観察
2-15 細胞の増殖、腫瘍形成能の観察
2-16 細胞移動・浸潤能力を知る
3章 組織レベルの実験
3-1 組織標本の作製
3-2 特定mRNAの発現細胞を知る
3-3 特定タンパク質の発現細胞を知る
3-4 増殖、細胞構成を知る
3-5 組織構造、細胞構成を知る
4章 組織から細胞への実験
4-1 細胞培養
4-2 多能性幹細胞
5章 個体レベルの実験
5-1 トランスジェニック動物
5-2 遺伝子ターゲティング動物
5-3 個体への細胞移植
B フィールド別実験編
1 DNA複製・修復
2 転写調節
3 転写後調節
4 信号伝達
5 転写ネットワーク
6 細胞分裂・周期
7 細胞内外の輸送
8 細胞接着と細胞移動
9 細胞分化
10 発生
11 アポトーシス
12 体性幹細胞
13 胚性・人工多能性幹細胞
14 遺伝子改変動物
15 ゲノム構造解析
16 免疫1(免疫系発生)
17 免疫2(免疫応答能)
18 癌のゲノム網羅的解析(トランスクリプトームとプロテオーム)とその適用
19 最新
佐々木 博己[ササキ ヒロキ]
著・文・その他/編集
青柳 一彦[アオヤギ カズヒコ]
著・文・その他
檀上 稲穂[ダンジョウ イナホ]
著・文・その他
河府 和義[コウフ カズヨシ]
著・文・その他
目次
A 基本的実験編(試験管内の実験;細胞レベルの実験;組織レベルの実験;組織から細胞への実験 ほか)
B フィールド別実験編(DNA複製・修復;転写調節;転写後調節;信号伝達 ほか)
著者等紹介
佐々木博己[ササキヒロキ]
1983年東北大学農学部農芸化学科卒業。1990年東京大学大学院農学系研究科修了(農学博士)。現在、国立がんセンター研究所、腫瘍ゲノム解析・情報研究部、室長
河府和義[コウフカズヨシ]
1992年広島大学理学部生物学科卒業。2001年大阪大学大学院医学系研究科修了(医学博士)。現在、National University of Singapore,Cancer Science Institute of Singapore,Senior Research Scientist
檀上稲穂[ダンジョウイナホ]
1985年埼玉大学理学部生化学科卒業。1995年総合研究大学院大学生命科学研究科(国立遺伝学研究所)修了(理学博士)。現在、(独)理化学研究所、バイオリソースセンター、細胞材料開発室、任期制研究員
青柳一彦[アオヤギカズヒコ]
1986年北里大学水産学部増殖学科卒業。1994年北海道大学大学院環境科学研究科修了(環境科学博士)。現在、国立がんセンター研究所、腫瘍ゲノム解析・情報研究部、主任研究官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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