内容説明
サトー、サイボウズ、不二越、沖電気工業、日本総合研究所、東京電力、カゴメ、クボタ、日本アイ・ビー・エム、コスモ石油…etc.成果主義のメリットを活かし、弊害を乗り越えるための処遇、人材活用、教育研修制度の実践事例を満載。
目次
第1章 幸せな成果主義・不幸な成果主義(衝撃を与えたホンダの年俸制;1995年は「成果主義元年」 ほか)
第2章 いい成果主義・悪い成果主義(「格差をつける」ということ;数字で見る成果主義の問題点 ほか)
第3章 人を活かす人事・賃金制度のヒント(ジェネレーション・ギャップ賃金制度―「世代別逆転」成果主義;フリンジ・ベネフィット制度―メリハリのある処遇法1 ほか)
第4章 成果主義とITで変わるキャリア設計(教育成果主義;IT成果主義)
著者等紹介
滝田誠一郎[タキタセイイチロウ]
1955年生まれ。青山学院大学法学部卒。ノンフィクション・ライター。ビジネス世界を舞台にしたヒューマン・ドキュメンタリーを数多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ともさち
5
ざっくり読む。成果主義的考え方をうまく活用する実例があったのは良かった。⚫︎バブル崩壊後にコストを抑えてモチベーションを保つために流行った成果主義は、会社的にはコスト調整できていいかもしれないけど、従業員からすると成果があいまいなまま競争を強いられて大変だよね。という本。⚫︎業績右肩上がりの活きのいい会社は、どんな人事制度でもある程度なんとかなる。⚫︎右肩下がり、元気がない、先が見えない企業が踏みとどまるために人事制度は必要。⚫︎会社が存続するために必要な層にフォーカスした人事制度が大切。→本当かな??2014/11/01
復活!! あくびちゃん!
0
サブタイトルにある『「脱・成果主義」への修正回答』が文中に書いてあるが、内容的には中途半端。例えば、“ジェネレーション・ギャップ賃金制度”を実施する場合、切り替えの年齢時に問題が発生するハズ。内容としても目新しいものはなかった。ただ、「会社が小さいうち、業績が良いうちは、どんな人事制度であっても問題はない。」は正論。2009/04/05
森章生
0
現在から15年以上前の著書であり、各企業の取り組みや労働者のモチベーションは異なるかも知れない。しかし、小生にとっては、異業種の制度設計を知る機会になり貴重な知識となった。自分自身のキャリア設計を見直したい気持ちになった。2023/11/29
ばみ
0
マイスター制度で技術者の認定と後継者の育成、ってのは良いかも。2019/05/13
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