出版社内容情報
「春はあけぼの」「祇園精舎の鐘の声」……古典文学の大河の間にまに掬い上げられる名句から、新たに生まれる流れを辿ってゆく。「つれづれなるままに、日ぐらし、硯にむかひて……」徒然草の有名な書き出しは、実は兼好法師のオリジナルじゃなかった!? 「つれづれなりし折……」(和泉式部)、「つれづれに侍るままに……」(堤中納言物語)、「つれづれのままに……」(讃岐典侍日記)など、平安時代の定番フレーズがその源にあった。古典文学の大河の間にまに掬い上げられる名句から、新たに生まれる流れを辿ってゆく。
第1章 『源氏物語』――女性たちのドラマ
第2章 『平家物語』――男性たちのドラマ
第3章 『枕草子』――自然を切り取る
第4章 『おくのほそ道』――漂泊する人生
第5章 『竹取物語』――伝承を乗り越えて
第6章 『伊勢物語』――小さな恋の物語
鈴木 健一[スズキ ケンイチ]
著・文・その他
目次
第1章 『源氏物語』―女性たちのドラマ
第2章 『平家物語』―男性たちのドラマ
第3章 『枕草子』―自然を切り取る
第4章 『おくのほそ道』―漂泊する人生
第5章 『竹取物語』―伝承を乗り越えて
第6章 『伊勢物語』―小さな恋の物語
著者等紹介
鈴木健一[スズキケンイチ]
1960年、東京生まれ。東京大学文学部卒業。同大学院博士課程修了。学習院大学文学部教授。専門は和歌を中心とした詩歌史、江戸時代の文学、古典の享受史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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