出版社内容情報
村上龍の描写力、保坂和志の孤独、『海辺のカフカ』の新しさ、舞城王太郎の全能感──文学界をリードする作家たちの成功と失敗を、気鋭の批評家が抉り出す。異色の文学入門誕生!
【目次】
プロローグ――純文学の「エンタテイメント化」について
1章 村上龍はいかに「描写」するか
――ガイドの「足」としての文学
2章 保坂和志の描く共同性と「ロープ」
3章 村上春樹と純粋なメランコリー
4章 暴力と物語領域――村上春樹・阿部和重
5章 神の狂ったロジック
――舞城王太郎・いしいしんじ・水村美苗
目次
プロローグ 純文学の「エンタテイメント化」について
1章 村上龍はいかに「描写」するか―ガイドの「足」としての文学
2章 保坂和志の描く共同性と「ロープ」
3章 村上春樹と純粋なメランコリー
4章 暴力と物語領域―村上春樹・阿部和重
5章 神の狂ったロジック―舞城王太郎・いしいしんじ・水村美苗
著者等紹介
石川忠司[イシカワタダシ]
1963年、東京生まれ。1989年、「修業者の言語」で群像新人文学賞優秀作受賞。文芸批評家
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