講談社現代新書<br> 数学的思考法―説明力を鍛えるヒント

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講談社現代新書
数学的思考法―説明力を鍛えるヒント

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061497863
  • NDC分類 410.4
  • Cコード C0200

出版社内容情報

もっと試行錯誤を!本当に考えるためのレッスンもっと試行錯誤を!!本当に考えるためのレッスン

試行錯誤のすすめ
数学で学ぶ考え方のなかには、経済やビジネスだけでなく、社会問題であれ政治的問題であれ、身のまわりのさまざまな問題を考えるときにヒントになるものがたくさんある。そして「説明力」においても、算数や数学で学んだ論理性が大いに役立つはずだ。数学者の立場から、そうした思考と説明の技術やヒントをふんだんに紹介しようというのが本書の主眼である。ただ、その入り口として、現在の算数・数学教育の抱えている大きな問題を是非とも指摘しておかなければならない。考える力を養い、論理的な説明力をはぐくむために必要なことが、そこではまったくなおざりにされているからである。――<本書より>

第1章 間違いだらけの数学観
第2章 試行錯誤という思考法
第3章 「数学的思考」のヒント
第4章 「論理的な説明」の鍵


芳沢 光雄[ヨシザワ ミツオ]
著・文・その他

内容説明

もっと試行錯誤を。本当に考えるためのレッスン。

目次

第1章 間違いだらけの数学観(なぜ分数計算ができないのか?;若者はなぜ「地図の説明」が苦手になったのか ほか)
第2章 試行錯誤という思考法(できなくても考えておくことが大切;「運」から「戦略」へ ほか)
第3章 「数学的思考」のヒント(解決のためには「要因の個数」に留意せよ;目標から「お出迎え」してみよう ほか)
第4章 「論理的な説明」の鍵(「論理」からの説明、「データ」からの説明;「仮定から結論を導く」ことと「全体のバランス」 ほか)

著者等紹介

芳沢光雄[ヨシザワミツオ]
1953年東京生まれ。学習院大学理学部数学科卒業。慶応義塾大学商学部助教授、城西大学理学部教授等を経て、東京理科大学理学部教授(大学院理学研究科教授)、専門は数学・数学教育。理学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なかしー

91
学生時代から数学は苦手で避け続けてきた。 今の自分にはこの考え方が足りないのでは?違った物の見方が出来るかも?と言う期待から読んでみた。 数学的思考法とは? 物事を事実を基に俯瞰した視点で見ることに近い。 漏れなく考える、試行錯誤する、一つ一つ数えるなど私の1番苦手する考え方にぶち当たった。 あ~、自分が数学が嫌になったのはココだったのだと実感。 本書ではこれの思考をするためのヒントが数々紹介されいるので参考にしたい。2020/02/17

ehirano1

85
再読。インドの数学教育に興味を持ちました。「数学ができる子供の特徴は空間的に図形を見ることがうまい」、というのを聞いたことがあります。インドの数学教育では3次元の空間図形に多くのページを割いて扱っている(p100)、とのことでインド人の数学の強さの根源になるほどと思いました。また、私の知合いのインド人は早朝学習が夜間学習に比べて効果的であることがインドでは証明されているから朝方人間が多いんだよ、とも言ってました。これが数学に関係があるかは疑問ですが、彼らはこんなことまで”証明”するということに驚きました。2016/08/11

ehirano1

78
「数学の証明問題を解くことで、つまり数学の論理性(≒考え方)を養うことで、さまざまな問題を考える時の助けになります」という著者の主張には全く同感ですが、背理法の箇所でふと気づいたことは、伏線てんこ盛りの推理小説やサスペンス小説を読みまくって論理的に謎解きする、というやり方もあるのではないでしょうかと思いました。2016/08/05

けんとまん1007

39
なるほど。直観的なものも必要であるが、その裏付けが、大切だ。きちんと論理思考回路で繋げること。それが、ストーリーになり深みを増すし、分かりやすさ、共感につながる。2019/11/09

SOHSA

34
《購入本》現代日本の数学教育の在り方に対する批判・警鐘が論旨の中心となっており、タイトルの『数学的思考法 説明力を鍛えるヒント』と内容が少々符合していない。日本の数学教育の問題点は理解できたが少なくとも本書を読んで数学への興味が深まることはなく、少し残念でもある。ひとつひとつの項目について更に一歩二歩突っ込んでの解説があればよかったのではないだろうか。学校教育で数学嫌いになった多くの読者の意識を変えるためには、数学の有用性よりも、学問としての面白さを伝えることこそが肝要だと思うのだが。2016/11/27

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