講談社現代新書
性の用語集

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  • サイズ 新書判/ページ数 382p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061497627
  • NDC分類 384.7
  • Cコード C0236

内容説明

「性」はいつからセックス的意味になった?なぜ、陰毛が「ヘア」なのか?そうして「風俗」は「フーゾク」になったのか?「性の言葉」の起源と変遷。

目次

第1部 誰でも知ってるあの言葉(性;エロ/エロス;エッチとエスエム ほか)
第2部 意外に知らないあの言葉(ウラ;アベックはカップルか?;社交 ほか)
第3部 誰か知ってる?この言葉(自然主義;出歯亀;おめとエス ほか)

著者等紹介

井上章一[イノウエショウイチ]
1955年生まれ。京都大学大学院修士課程修了。現在、国際日本文化研究センター勤務。専攻は建築史・性欲の文化史
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

109
今後も辞書的にチラチラと読んでみたい。2014/12/29

mm

24
用語の意味の変遷を知る為に、辞書をたどってみるというのは、王道の研究法。しかし、性の用語については、かなり無視されていたり、世間ではとっくに意味を獲得し使用されていても、辞書にのるのは四半世紀後というのもあり、これでは変遷の過程が判らん!誰かがまとめないといかん!と曖昧にできない研究者魂で編集された本、ですよね⁇辞書を当てにせず、各種文献の初出をたどる、雑誌も法律も新聞もみて、文献がなければ関係者をインタビューするとか、日文研性欲班は頑張ってます。今のニュアンスを前時代に簡単に当てはめてはダメということ。2019/02/28

ふろんた

13
ダッチワイフの項でついに由来を知ったよ。俗説かもしれんが。2016/11/12

藤月はな(灯れ松明の火)

9
普段、本や会話などで疑問に思っても人にはなかなか尋ねられない性に関係がある言葉の起源や意味が分かり、面白かったです。変遷の中で男女観や当時の風俗や人々の性に対する考え方の移り変わりも深く、関わっているのも興味深かったです。2010/05/04

Akiro OUED

5
言われてみれば、フリーセックスって、フリーランチと同じ形なのにフリーの意味がずれてる。和製英語なんだろうね。人口抑制を啓蒙する役所の人に対して、眠姦によって家族計画がくるうことを訴える農家の主婦の話、戦後のことだけど、今では、警察に訴える犯罪になった。人口減少時代だけどね。2022/01/20

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