内容説明
多くの人々と関わり、多様な役割を担う現代社会で生きていくには、対人関係の調整能力が不可欠。そのメカニズムとスキルを詳解する。
目次
第1章 日常から「取り入り」をみる
第2章 人に好かれるための条件
第3章 親密な人間関係を考える
第4章 取り入りが嫌われる理由
第5章 効果的な取り入りの技法
第6章 取り入りと適応
第7章 取り入りと社会
著者等紹介
有倉巳幸[ユウクラミユキ]
1965年、山口県生まれ。和歌山大学教育学部卒業後、広島大学大学院教育学研究科単位取得退学。鹿児島女子大学(現志学館大学)を経て、現在鹿児島大学教育学部助教授。専攻は社会心理学、教育心理学
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感想・レビュー
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Kentaro
7
心理学者のラルストンは取り入れは人間関係を作る上での接着剤であるといった表現を使います。 実は取り入れ行動の多くは、私たちが相手を気遣い、相手の面子を守るという意味で使われることが多いのです。それは単なる気遣いだと言われるかもしれませんが、相手をうそで取り繕った利他的な取り入れと言って良いのでしょう。 これで相手を騙して取り入ってやろうというのは行けませんが、相手の気を悪くしない気遣いに使う取り入れは否定されるものではないなあと感じます。2018/11/22
スタンカ
0
当たり前のことが書かれているように感じて、あまり参考になりませんでした。2016/09/16
だいこ
0
取り入りとは、相手を幸せにするための行動=自分も幸せになる行動。2009/01/07