内容説明
華やかな騎馬武者による源平の一騎打ち、川中島の決戦、信長鉄砲隊の三段撃ち…、日本史を彩る数々の合戦はどのように戦われたのか?我々に語り継がれた「歴史常識」を問い直し、日本人の戦い方を明快推理する。
著者等紹介
鈴木真哉[スズキマサヤ]
1936年、横浜市生まれ。中央大学法学部卒業。防衛庁、神奈川県等に勤務。在職中から「歴史常識」を問い直す研究を続ける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
27
白兵主義に対する疑問を歴史的に追っていき、白兵主義が日本の伝統ではないことを論じています。アプローチは面白かったです。2025/03/08
ようはん
23
太平洋戦争における日本刀や銃剣による無謀なバンザイ突撃の源流は日露戦争後に日本陸軍が標榜した日本古来からの白兵戦至上主義から来ているが、日本における合戦史を詳しく調べると刀の打ち合いによる白兵戦が行われるのは基本レアケースで、原則は弓矢の撃ち合い等の遠距離戦が主流だった。この辺りの戦犯は様々であるが、江戸時代に成立した各合戦の軍記物語で白兵戦が描かれたのもあるという。2025/11/08
かみかみ
4
古来本邦において合戦で活躍した武器は、刀剣よりも弓矢や銃といった遠距離から攻撃できる武器であることを史料から読み解く。そうした固定観念である白兵主義が生まれたのは永らく戦乱のなかった江戸時代以降の話であり、明治時代に近代的な軍制に移行した際に散々喧伝されていったという歴史は何とも奇なる変遷である。刀傷よりも石による負傷の方が多かったというのは興味深い。2018/06/06
May
3
(記録としてサイトから転載)日本における戦闘は、古来より弓兵などを中心とした遠戦が中心であり、軍記物などに書かれている刀を振り回してのチャンバラのごとき白兵戦などはほんの例外に過ぎない。にもかかわらず白兵主義という戦術思想が生まれたのは、日露戦争後の陸軍が、故意によるものかどうかは分からないが、白兵主義は日本古来からの伝統であり、日本の特技であるとしたことからである。日本には「白兵主義時代」がかつてあったということは、軍記物の影響があり専門家の間にまで定着しているが、これは誤りである。(続く) 2001/09/30
Honey
3
ええっと、記憶が…f^^;2021/08/05
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