講談社現代新書<br> 神道の逆襲

個数:
電子版価格
¥639
  • 電子版あり

講談社現代新書
神道の逆襲

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年06月15日 07時13分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061495609
  • NDC分類 170.4
  • Cコード C0214

内容説明

日本人は神さまとどのようにつきあってきたのか。古代から近世、そして今に至るまで、多様に展開された「神の形而上学」を検証。

目次

第1章 神さまがやって来た
第2章 神道教説の発生
第3章 神国日本
第4章 正直の頭に神やどる
第5章 我祭る、ゆえに我あり
第6章 神儒一致の神道
第7章 神道の宗源は土金にあり
第8章 危ない私と日本
第9章 人はなぜ泣くのか
第10章 魂の行方
結び 神さまの現在

著者等紹介

菅野覚明[カンノカクミョウ]
1956年、東京生まれ。1979年、東京大学文学部倫理学科卒業。同大学院博士課程単位取得退学。専攻は、倫理学・日本倫理思想史。現在、東京大学助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

樋口佳之

40
神道の家に育ったらどうだったのだろう。もっとなるほどなるほどと読めたのかも。その感覚無いので難しいお話は頭に残りそうも無いけど、神さま、お祭り、ばか正直話は合点だな。2020/09/03

はら

17
日本の宗教ってあるのかという疑問から手に取った。仏教や儒教の影響を受けつつも日本独自の思想がみれる神道思想史の解説をしてくれる本。昔の日本人はどういう風に世界を捉えていたのかということを知れて面白かった。印象に残った点は2つある。1つ目は、神道にも創世神話があること。神道は具体的な教義や教説が存在しないと思っていたから、伊勢神道において神道五部書を教典とするいわゆる創世神話があるというのは驚きだった。2つ目は、神道信者の中でも様々な神話の解釈があってそれによって教義や教説の内容も変わっているということ。2018/08/19

渡辺(読書/散歩)

16
日本の神道史を追いながら、日本人が目に見えない範囲のことをどのように解釈してきたのかを解説した本。伊勢神道から吉田神道、垂加神道と、時勢や外来思想の影響を受けながら解釈を二転三転させてきた神道の歴史は興味深い。日本の神様には善なる側面も悪なる側面もあるという多様性の面白さ、そんな神を正しく祀ることの大切さ、その影響が見てとれる昔話を取り上げて考察している章が面白かった。 https://book-attic.com/shintou22025/05/02

chang_ume

13
「神を祭ることの内にある緊張」について神道教説を平易に説き明かす。神との出会いを「風景の反転」としながら、各教義を普遍性・世界性の域にまでパラフレーズする著者の筆から、神道なるものを内側の視点から記述するとこのように語り得るのかと強く感銘を受けた。伊勢神道の外宮発・二元的な世界理解、それを顕密の文法に落とし込んだ吉田神道、語呂合わせの屁理屈からマゾヒスティックな君臣秩序(奴隷根性)を説く垂加神道、一転して世界の不定なる何かに共感を寄せる復古神道。神道教説がこれほどリッチなものとは。まさしく神道の逆襲です。2021/07/16

tetuneco

13
無私・無欲の心情が日本人の重視する心情か。そんなことが昔話に込められていたとは。2012/02/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/488422
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品