講談社現代新書<br> 拒食症と過食症―困惑するアリスたち

講談社現代新書
拒食症と過食症―困惑するアリスたち

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  • サイズ 新書判/ページ数 233p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061494169
  • NDC分類 493.74
  • Cコード C0211

内容説明

大人になるための冒険の中で、少女たちは混乱し、「痩せること」「食べること」の狭間を漂いはじめる。現代のアリスたちの心の迷宮と癒しの物語をたどり、「時代の病」の本質を問う。

目次

1 拒食症・過食症とはどのような病気か
2 拒食症はいつどのようにして始まるのか
3 拒食症はどのように治療されるのか
4 拒食症はどのようにして治るのか
5 過食症をどう考えるか
6 困惑するアリスたち―拒食症・過食症と現代

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

26
拒食症と過食症、どちらの患者さんにも丁寧に寄り添っていらっしゃる印象を受けた。症例が具体的でわかりやすく、心理分析も優れていると思う。食べ物で「心のうがい」をしているという表現、指摘共に納得。2014/05/15

くさてる

12
思春期の少女の摂食障害」について臨床医が解説したもの。初版が98年とすこし古い本だけど、内容に古さはない。乱暴さも決めつけもなく、真摯な態度で語られています。事例を通して、基本的な知識や経過を分かりやすく知ることができるうえに、ジェンダーとの関係にまで考察を深めていて、文化論としても面白かったです。2020/04/15

るい

2
事例もあり、読みやすくてよかった。だれでも、きっかけさえあれば、摂食障害になる危険性はあるのかも、と思い少し怖くなった。2011/07/06

Hp´`*

1
例がありとても分かりやすかった(^^)メディアによってその時代の考えが固定され,そこから思春期の拒食症・過食症が増加していることに対しては考えさせられた*2011/11/17

シサキ

0
第三者視点の良くない所が全体的に出てる感じ。決して悪くはないんだけど。私は拒食・過食してる人と話したことないから、もっと具体的に知りたいと思ってこの本を手に取ったんで、本の主旨とすれ違った。2011/02/09

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