講談社現代新書<br> ブルゴーニュ家―中世の秋の歴史

講談社現代新書
ブルゴーニュ家―中世の秋の歴史

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 292p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061493148
  • NDC分類 230.4
  • Cコード C0222

内容説明

ヴァロワ家フランスとハプスブルク家ドイツの間に台頭する新勢力ブルゴーニュ家。中世の金色の風景の中に一つの国家を構想した侯家四代の盛衰を描く。

目次

1 ガンの祭壇画
2 1420年代、三すくみのフランス
3 アラスで綱引き
4 おひとよしはネーデルランドの君主
5 王家と侯家の通貨戦争
6 ブルゴーニュもの、フランスもの
7 もうひとつのブルゴーニュもの、フランスもの
8 金羊毛騎士団
9 むこうみずの相続
10 垂髪の女たちのブルゴーニュ侯家
11 ねらいはロタールの王国か
12 シャルルが帰ってきたとき払い

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kasim

28
もしかしたら独立国になったかもしれないヴァロワ家のブルゴーニュ公国、四代百年の盛衰を書く。ブルゴーニュといっても実質の中心は途中でフランドルに移る。王の末子として公国に封じられ、結婚でフランドルの相続権も得る初代豪胆公。国事を左右する2代無怖公。王と対等になりながら臣下の意識が抜けない3代善良公。野心を抱くもすでに機を逸しており戦場に散る4代猪突公。フランスとドイツの間のこの地域は複雑で分かりにくい。著者の独特な文章とあいまってまだ疑問だらけですが、ネットで情報を補って概要はうっすらつかめたかも。2019/08/27

newborn

5
ブルゴーニュ公国をあつかっている日本では貴重な文献だが、死ぬほど読みにくい2022/08/10

ジュンジュン

5
閑話休題。話が脱線しすぎて分かりづらい。14、15世紀に百年戦争のキャスティングボートを握ったブルゴーニュ家四代記(フィリップ豪胆公、ジャン無畏公、フィリップ善良公、シャルル突進公)。魅力的な題材だけに勿体ない、佐藤賢一氏だったらと言うのはさすがに失礼か(笑)。2020/08/15

中島直人

5
(図書館)読了2018/09/09

α0350α

5
ヴァロワ朝についての本を読んだ勢いで取りかかりましたが、なかなか難しかったです。ワインとか通貨の話が面白いと思いました。所々に絵が入っているのは興味が持てて良かったです。あと引用が多かった「パリの一住民の日記」という本が気になりました。2014/12/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/368387
  • ご注意事項

最近チェックした商品