内容説明
一人ひとりが「独立」しながら、組織の一員でもある裁判官。最高裁以下のピラミッドの中で、彼らはいかに判決を作るのか。その誕生・教育から勤務評価まで、霧につつまれたエリート達の素顔を迫る。
目次
序 誇らしそうに
2 裁判官の誕生
2 裁判官の実務
3 最高裁の裁判
4 判決の作り方
5 最高裁の司法行政
6 戦後日本裁判史
7 欧米の裁判官
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヤギ郎
14
長年司法ジャーナリストを勤めた著者による新書本。著者は日本の司法(裁判所)や検察について数多くの著作を残している。著作の中で、取材や研究の核となる部分を一般向けに書き下ろしたのが本書といってよいだろう。並みの裁判所についての本よりも深く書かれているように感じる。記述が古いので、現代と異なる点もたくさんあることに注意。市民から見えにくい裁判所の中身を描いた一冊であり、戦後日本の司法制度を知る資料である。1994年出版。2020/02/24
アルゴン
0
★★☆ そもそも昔の本だから今とは違うというのもあるんでしょうけど、ちょっと予備知識というか、一歩飛び越えた部分があり、素人としては難しかったです。2011/10/13
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