内容説明
内海に浮かぶ「アドリア海の花嫁」。四季折々の呼吸がたちのぼる大運河、路地に感じる街の体温、光と闇を彩る祝祭。足で識り五官でつかむ、水の都へ道案内。
目次
1 浮島
2 迷宮
3 五感
4 交易
5 市場
6 広場
7 劇場
8 祝祭
9 流行
10 本土
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
A.T
21
水辺の都市ヴェネツィアが、古代ローマ時代の円形劇場の形式をルネサンス時代に発展させ、現代へつなげたことに驚きと興奮とともに学習して読了。サン・マルコ広場〜運河の水上に設えた円形ステージ(その名も「世界劇場」…これはイギリス シェイクスピアの「グローブ座」の前形とも?)〜ゴンドラからの観劇、という大空間のスペクタクル…広場からは庶民も自由観劇。運河には花火が打ち上げられ。オペラ空間の始まりに鳥肌がたった。2025/10/19
NY
9
3月に初めて訪れたベネチアを復習するために読んだ。まさに水が主役、世界で唯一無二の都市。運河を跨ぐいくつもの階段状の橋と、狭く複雑な路地はまさに歩行者泣かせ。これに尋常でないオーバーツーリズムが加わり、住民の日常生活は相当困難だと思われる。それでも、著者のように「島」の中に住み、春夏秋冬を過ごしてみたいと思わせる、底なしの魔力に満ちている。かつてベネチア領であった「本土」も島とは違う魅力がある。自分が訪れた中では、本書が触れていないラグーンの島、トルチェッロ島の教会が印象に残った。2025/10/30
うえ
6
ヴェネツィアの歴史を深く掘りさげつつも、読むものを楽しませ飽きさせないロングセラー。1992年刊行だ。東京と同じく夏蒸し暑い事情に触れつつ、建物の最上階に住む人だけが設置できる屋上テラス、アルテータの魅力について語りつつ、ヴェネツィアで生まれた言葉「ゲットー」におけるユダヤ人が、隔離されていたわけではなく「都市の中に、有機的な関係をもって挿入されていたと見るべき」と説く。地元の人々に人気で観光客のほとんど訪れない魅力的な居酒屋、レストラン「コルテ・スコンタ」(隠れた中庭)も紹介。法政の名物教授でもあった。2022/10/07
へど
4
『ARIA』からのステップアップとして、より広汎にヴェネツィアを知りたい!と手に取る人のニーズにぴったり応えてくれるような本だったと思います。知っている単語がわんさか、知らない単語もわんさか。なかでも「迷宮」「祝祭」の章は出色のおもしろさでした。図表も豊かで理解が捗りますし、これで税別860円は安すぎます。2021/12/27
takao
3
ふむ2024/05/24
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