内容説明
四億年の昔=古生代の姿さながらに今も深海を悠然と泳ぐ怪魚シーラカンス。なぜ恐竜とともに滅びなかったのか?逆立ちをする理由、現在の生存数は?20世紀動物学史上最大級の発見に最新の知見を駆使して迫る。
目次
1 シーラカンス出現
2 シーラカンスの体を調べる
3 シーラカンスはどのように生活しているか
4 化石でたどるシーラカンスの四億年
5 シーラカンスをめぐる国際状況
6 シーラカンス論争
7 シーラカンス研究最前線
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
1
ふむ2022/04/23
塩
0
レポート作成のために読んだ。なかなか専門的。シーラカンスの仕組みとか構造を知りたい人におすすめ。もっと写真が欲しかったかな。2013/11/22
ひつじ
0
生態を知りたくて。しかしシーラカンス研究というのは現在進行中の感がいなめないので、はたしてこの本が出版されてから定説がどれほど変化しているのかと不安になった。2011/04/25
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
0
☆×4.0…出版年が1992年のため、データが古くなっています。特に現存種のところは現行2種になっているため。しかしながらなかなか知ることのできない生態も知ることができたので驚きではありました。そう、魚類には珍しくシーラカンスは胎生なのですから。名前は聞いたことはありましたがまさかそういう特徴を秘めているとは驚きでありました。今度標本を見てみたいものです。2010/08/23




