内容説明
宿命の地=カナン(パレスチナ)を舞台にくり返された、長く根深い歴史。流血の抗争はなぜ起こったのか?宗教や民族紛争、石油資源をめぐる思惑、難民問題など、複雑にもつれた中東問題を、国際政治のダイナミズムの中に位置づけ、解明する。
目次
1 パレスチナへ―ユダヤ人国家イスラエルの成立
2 米ソの中東進出とスエズ危機
3 イスラエルの軍事力
4 パレスチナ解放運動の変遷
5 第4次中東戦争と石油危機
6 イスラエル社会の変貌
7 レバノン戦争の構図
8 ペレストロイカの影
9 インティファーダ―占領下の民衆蜂起
10 湾岸戦争とパレスチナ問題―さまざまな「リンケージ」
11 中東和平国際会議のゆくえ
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