内容説明
ドイツ語は明快な言語。綴りと発音のシステム、名詞・冠詞・形容詞の対応、単語や文章のもつ、堅固で自在な「粋構造」。ほどよい文法秩序に示される、ドイツ語の性格を構造的に理解する。
目次
第1章 文字と発音
第2章 性・数と人称変化
第3章 格と形容詞・前置詞
第4章 動詞と基本文型
第5章 枠構造と助動詞構文
第6章 単語の構造
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shimashimaon
7
物語のように読めました。ある時、英語の習得に他の言語の勉強が役に立つと聞いて始めたのがドイツ語の勉強でしたが、格変化や枠構造など、とっつきにく過ぎてなかなか進みませんでした。Duolingoが状況を一変させました。始めてから連続260日以上になりますが、おそらく全過程の3分の1以下です。この進み具合に合わせていたら読了できないので一気に読んでしまいました。Duolingoは文法の説明から始めないところがいいのですが、レベルアップするには必要な知識です。言語を学ぶ楽しさを感じることができる本でした。2024/09/03
misui
4
ドイツ音楽から興味を持ってアウトラインだけさらいました。日本語と似て「格」が重要で自分に合っている言語だと思う。「「性」と「格」を表す冠詞のシステムこそ、ドイツ語の文法をがっちりと支える大黒柱にほかなりません。」2023/10/17
takao
3
ふむ2024/05/24
KAZOO
2
少しドイツ語を学びなおそうとして電車でも読めるこの本を読みなおしました。すべての項目を一通り記述してあるので復習するのはもってこいです。私の時は新正書法ではなかったので少し軌道修正ができました。2013/02/13
ズラ
2
ドイツ語入門.これをさらっと読める人はたぶん初めてドイツ語に触れた人ではないと思う(初学者かもしれないが…).とは言え,ドイツ語特有の動詞で文章を挟む意味とかを簡潔に説明している点は面白い.2011/10/01