講談社現代新書<br> 毛沢東と周恩来

講談社現代新書
毛沢東と周恩来

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18X11cm
  • 商品コード 9784061490703
  • NDC分類 289
  • Cコード C0222

内容説明

厳格なる父・毛沢東、寛容なる母・周恩来。最新の資料から、田舎っペ皇帝と気配り宰相の素顔に迫り、2つの巨星が作りあげた中国の社会主義を検証。『天安門』以後を占う。

目次

1 厳格なる父、寛容なる母(ゲリラとしての毛沢東;師爺としての周恩来;2人の素顔;2人の妻たち)
2 毛沢東神話の誕生(2人の出会い;遵義会議での逆転;毛主席の登場)
3 皇帝と宰相(中華人民共和国の成立;大躍進=暴走する毛沢東;文化大革命のなかの周恩来:新外交と孤独な皇帝)
4 巨星、落ちて(毛沢東の評価;宰相周恩来の功罪)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

荒野の狼

10
1991年出版の238ページの本で、毛沢東と周恩来の出生から死までを、表、図、白黒写真を掲載しながら、その功罪を歴史のなかで解説している。二人は、反植民地中国を独立させ、第二次世界大戦後の植民地独立、民族解放という歴史的潮流をつくったことからして、彼らの功績は明らかで20世紀屈指の人物p206と前半生は評価。西安事件をたくみに処理し、事件後の国共合作交渉を成功させた周恩来の功績は不滅p2021948年の時点では、毛沢東は集団指導の長としてたいへん民主的であり、晩年の独裁とは対照的p94。2021/04/23

skunk_c

8
25年前のものを再読。天安門事件直後にあって、このふたりを論評したという時代性は感じられるが、「革命の父」毛と「革命の母」周に例えられるふたりを活写している。本書を上梓した後新資料が出ているかもしれないが、井崗山~富田事件あたりの記述は、遠藤誉とは真逆の評価。こういうことがあるので特定の立場を語る著作だけを読むことは史実を見誤る可能性があると思う。革命の英雄が「皇帝」化し、希有な外交官として世界的な評価の高い宰相が、その「皇帝」の独裁を支えたところに両者の限界があるとするが、革命自体の限界ではなかろうか。2016/02/07

おらひらお

7
1991年初版。民主集中制と教義解釈権が毛沢東に付されていたので、権力を維持することができた毛沢東。その状況は毛沢東の死まで変わりませんでした。そう考えると現代中国の10年程度での指導者の交代は理にかなったことかもしれませんね。2012/10/03

ののまる

3
外国語ができない毛沢東が勉強したマルクス・レーニン主義は、実は中国語訳された『レーニン日記』というのがおもしろかったな。本人はソ連以外に外国にいったこともないし。2014/05/29

Cinejazz

2
1989年の天安門事件で反対勢力を押さえつけた中国は、共産党一党独裁制のもと中華思想を掲げ、なり振り構わず世界の覇権を目指している。2017/09/08

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