内容説明
「わが家」をどう住みこなしていますか?狭いスペースを活用する間仕切りや収納、親子のコミュニケーションをはかる子供部屋やリビングの配置。住まい(ハード)でなく生活(ソフト)を広げることで、家も家族もともに成長していく。あたたかい家族関係を築く住まい方発想法。
目次
第1章 住まいの経済学(住まい学事始め;生活スペースの重ね利用;多重空間と多目的空間;住空間の変換と生活維持装置)
第2章 住まいの物理学(空間の立体利用;収納の実践物理学;生涯設計の物理学)
第3章 住まいの心理学(空間の感応;心理的拡大・縮小のテクニック;家族形成の空間心理)
第4章 住まいの生理学(住環境と健康;住居の気学;快適生活の工夫;住まいの安全)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Naota_t
0
自分が生まれた時代の本だけれど、今の感性によくマッチしています。 狭い空間を如何に使うか…似たようなワザは「ビフォーアフター」でも見たことがあるような、ないようなそんな狭さを“楽しむ”技術が満載。 この時代ってまだモデルルームのような画一的な「イエ」が主流だったと思うけれど、色んな空間を兼ねるのは先見性があったんじゃないかな。 なぜか毎週早起きして「渡辺篤史の建もの探訪」を見てから2度寝していた幼少期…そんな自分の理想は「無印の家」みたいな極力ものが少ない家に落ち着きました。笑 2015/01/11