内容説明
翻訳ばかりじゃつまらない。最新の話題作から古典まで,その気になれば,誰もが,直接,英語で読んで楽しめるのが米・英のペーパーバック・シリーズ。多彩な作品群を揃えたペンギン,ポケット,バンタム等,各レーベルの魅力を紹介し,初心者向けの読み方のコツや,英語表現のカンどころ,さらに,本の買い方・探し方までを体験をもとに伝授するペーパーバック・ガイド。
目次
ペーパーバックと出会うまで
ペーパーバックのミニ歴史
ペーパーバックを見る・触る
まず何から読むか
こんなふうに読んでみたら
ペーパーバックの買い方・探し方
《ガイド》ペーパーバックの作家たち
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HMax
19
懐かしい内容満載の、昭和61年の本です。前半はペーパーバックの歴史。 中学の時、カナダに転校した同級生から英語のメールが届いて、どういう訳かこっちも英語で書かないといけないと思い、結局、返事を出せずに終わってしまった。初めてペーパーバッグを買ったのは大学生協。SFシリーズの続きが読みたくて、後書きにある説明書きから生協に注文し、半年待って手に入った時は本当に嬉しかった。まだ持っている昔のペーパーバッグを見ると赤線だらけ。これだけ知らない単語があって良く読んでたなと、昔の自分を褒めてあげたくなります。2019/06/22
y yoshi (イツモ ホンヲ ハナシマセンデシタ)
6
再読。ためになった。2019/04/04
hark
1
筆者のペーパーバック愛が溢れている入門書.20年以上前の本だが,紹介されているキングなどの作家が未だ活躍しているのは興味深い. 本書で言及されている,アメリカ流「ベストセラーの作り方」から,いかにもかの国らしいダイナミックさを感じた.著者名を印象のよいものに変えてしまうとか,本文にはない殺人現場を表紙に描くなどは呆れを通り越して痛快.このような "表紙を,意匠と見て上品さにこだわるイギリス人と,売るためのパッケージと割切るアメリカ人との差" を示す具体例がいちいち面白かった.2010/05/28
c3po2006
0
★★★2015/05/17
あっちゃんのパパ
0
評価=3:昭和61年出版であり、時代を感じさせる内容。2014/05/17
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- 和書
- 夏至祭 河出文庫