内容説明
結実はさえない小学5年生。唯一の特技は書道だけど、クラスでも地味な存在。そんな結実がなぜか、写真のモデルをたのまれる。なんでわたしが?それに、なんで巫女さんの格好!?結実がぐうぜん踏みいれた、すぐ身近にあるのに不思議な神社の世界。やがて流れだす、岡枝神社にまつわる奇妙なうわさ。少しずつ、結実の毎日が変わりはじめる―。小学中級から。
著者等紹介
柴野理奈子[シバノリナコ]
1978年、パナマ生まれ。奈良県出身。上智大学卒。在学中より東宝演劇部戯曲科で劇作を学ぶ。2006年、「講談社 こわい!話大募集」に入選。「消えた生命線」が短編集『こわい!青玉』(講談社)に収録される
中島みなみ[ナカジマミナミ]
11月6日、大阪生まれのイラストレーター。学校では美術部と漫研を掛け持ちしていた図書委員、美術学科の版画コースでシルクスクリーンの専攻をしていたり。現在、雑誌やゲームのイラストなどで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ミルクみるく
7
朝書と夕書をやっていてとてもえらいと思います!私はそんなことをやらなかったのでびっくりです!2010/07/29
柏葉
2
珍しく児童書を手に取ってみたら、当たりを引いた。書道以外に取り柄がないと思っている小学生女子が、神社の巫女さんをする話。主人公は元気で明るい性格ではなく、どちらかといえば大人しい方。一歩間違えると地味になりそうだが、茶色のスカート等の地味な洋服がお気に入りだったりと、落ち着いていることが自然で暗いとは思わせない。ストーリーを運ぶ上での、気持ちの持っていき方がうまい。惨めに感じて落ち込む気持ちも、明るくなっていく気持ちも、よく分かる。続編も読む。2012/01/29
kouglof
1
児童書とはいえいろいろ教えられることがいっぱい。ストーリーもわかりやすい。主人公かわいい。2015/02/01
yhossy
1
小6。2012/05/06