内容説明
悩んだり困ったりしたとき、占いに頼りたくなること、あるよね。神戸の小学校に転校した、六年生の佐々木さくらも、そんな女の子の一人。趣味は占いって自己紹介して、すぐにクラスにとけこむことができたけど、その占いのせいで、クラスの女の子どうしが険悪な雰囲気になってしまった!困ったさくらは占いで解決しようと考え、占いの館へ!小学中級から。
著者等紹介
藤野恵美[フジノメグミ]
1978年、大阪府堺市に生まれる。大阪芸術大学卒業
HACCAN[HACCAN]
1978年、北海道生まれ。「ベルガリアード物語」シリーズ(ハヤカワ書房)などの挿絵ほか、カードゲーム「デュエルマスターズ」のイラストなど幅広く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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杏子
16
二冊目は占いの話。悩んだり困ったことがあったとき、人は占いというものに頼りたくなるものなのかもしれない。自分の知らない占いというものを論理的に考察しようとする、小谷秀治くんが面白かった。考えることは大切なことだな。2016/02/06
kenitirokikuti
2
七時間目シリーズ第2巻の旧版(2006年刊行)。実質的には単発のお話。占いを扱っているがオカルト色は薄め。主人公の女の子は親の離婚により神戸に引っ越してきた。彼女は占いの館のおばさんから習ったタロットを使って転校後の学校生活をうまくやる。その後、占いのおばさんがクラスメイトのお母さんだと判明する。そのクラスメイトは震災で父を亡くしたため、占いについては恨みがましく思っており…▲著者は大阪府堺市出身なので、神戸に知人などがいたのではないかなぁと思った。作中に街のラーメン屋が登場するが、今はもっと少なかろうな2017/09/11
ねこのすけ。
1
ハラハラドキドキしながら楽しく読めた。主人公や他のキャラクターの気持ちが伝わってきた。占いとか人生とか色々考えさせられた。2016/04/24
すい
1
凄くドキドキするお話でした!2015/08/26
Kenji Umebara
0
たまにはこういうのもと読んでみました。娘が小学校時代、青い鳥文庫にはまっていたので。 敵対する者にも事情があり、それを理解することで壁を乗り越えるという安定感ある物語の構造に、トリビアから学問的までいろんな情報もあって、おじさんも楽しく読めました。2017/10/04