出版社内容情報
ヨハンナ・スピリ[ヨハンナ スピリ]
著・文・その他
池田 香代子[イケダ カヨコ]
翻訳
いわさき ちひろ[イワサキ チヒロ]
著・文・その他
内容説明
アルプスの山でおじいさんややぎたちや少年ペーターの一家らとともにのびのびと生きるハイジ。お金持ちの娘クララの遊び相手として街のお屋敷に引き取られたハイジは、次次とゆかいな騒動を起こします。けれどやがてホームシックになって…。純真なハイジにはげまされた人たちは、やがてみずから力強くやさしく変わっていきます。百年以上にわたり愛読されてきた名作です。小学上級から。
著者等紹介
スピリ,ヨハンナ[スピリ,ヨハンナ]
1827年、スイスのチューリッヒに近いヒルツェルに生まれる。40歳をすぎて書きはじめた児童文学は、作品集『子どもたちと子どもたちを愛する人々のための物語集』となって、スピリの名を国際的なものにした。なかでも「アルプスの少女」の名で有名な「ハイジ」は、児童文学の古典として名高い
いわさきちひろ[イワサキチヒロ]
1918年、福井県に生まれる。東京府立第六高等女学校卒業。本名、松本知弘。絵本画家として活躍し、作品をとおして多くの人々に深い感銘を与えている。1974年、肝臓がんのため55歳で死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
植田 和昭
15
ハイジと出逢うことで次々と魂が再生されていく人々。また人間ハイジの成長など児童文学とは思えないほど人間が描けています。文章から描写されるアルプスの美しさ。この歳になって初めてわかる物語の重厚さ。読んでよかったです。 2019/06/12
あゆか
8
とろけたチーズをパンの上にのせて食べるのをぜひやってみたい。物語のほんわかした感じがいわさきちひろさんの表紙によく表れていてすごく良かった。 物語的には秘密の花園と若干似てるような気がするが・・・・・・・・・・・・・・・2014/03/23
森コリス
1
各務三郎訳に慣れ親しんでいる私にとっては、物足りなさを感じずにはいられないが、悪くはない。大好きないわさきちひろさんの挿し絵によって、ハイジの世界観をよく表現されている。2019/08/27
ぽんけん
1
やぎの丸いチーズをだんろであぶってトロトロにとかしてパンにのっけて食べてみたい。2010/04/08
すずえり
1
アニメは散々見たけれど、原作は未読だったので。 おじいさんの過去がわかったりして深く楽しめました。2009/10/17