講談社青い鳥文庫<br> クレヨン王国月のたまご 完結編

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講談社青い鳥文庫
クレヨン王国月のたまご 完結編

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  • サイズ B40判/ページ数 195p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061486751
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8293

内容説明

地球に新しい色彩をあたえ、乱暴な人間の心をなごませようと、神が用意した月のたまご。その危機を救うために旅だったのは、クレヨン王国第三王子サードとまゆみ、オンドリのアラエッサ、子ブタのストンストンからなる「月のたまご探検隊」の4人だった。1986年に始まった愛と冒険の物語が、12作目でついに完結します。

著者等紹介

福永令三[フクナガレイゾウ]
1928年、名古屋市に生まれる。早稲田大学文学部国文科卒業。すぐ文筆生活に入る。1956年に第9回オール読物新人杯、1963年にモービル児童文学賞を受賞。1964年、『クレヨン王国の十二か月』で第5回講談社児童文学新人賞受賞。1968年より1988年まで、自然に親しむ心をもった児童を育てる目的で学習塾をひらく

三木由記子[ミキユキコ]
1952年、広島市に生まれる。東京芸術大学美術学部工芸科を卒業。デザイン会社勤務を経て、1978年に独立、児童図書の仕事に専念する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たぬ

13
☆3.5 ようやく完結。長かったー。出てくるイベントやちょっとしたエピソードなど、キャラクターがほぼ人外という点を無視すればやはり舞台は現代日本でしかないわ。特に今回はお祭りエピ中心で神道・仏教の香り濃厚だったので余計に。駅前の飲み屋で云々だの若い娘さんに山伏どもが性欲云々だの、ぶっちゃけファンタジー感は薄れて俗感がだいぶ高まってました。2024/11/18

あき☆ブラック・ベア

4
やっとこの本を読めた…!電子書籍を発行するとき間違えたんだろう。先の全8冊の月のたまごと一緒に出て、しかし完結編前の3冊はその後何年も電子書籍化してくれなかった。待ちくたびれて忘れた頃に電子書籍化に気づいた。そうして待ち続けていた完結編がやっと読めた!別の意味で感慨深い。/ 完結編はゆっくりと後片付けするようにすべてを優しい状況に運んでいくような話だった。まさかあそこにまで救済が行われるとは思わなかった。よかったなぁ…。しかし…児童書にその単語使っていいの?ってのが出てきたのはかなりびっくりした。2024/10/19

Theodore

4
惰性で読了。不満点は2つ。まずは男キャラの女に対する悪口。それに対する女キャラの反論がないから、一方的な差別にしか思えなくて気持ち悪い。作者の女性に対する思考が駄々漏れになっているように思える。不満その2は結婚マンセー主義。前作の豚と馬という組み合わせでもかなり無理があるのに、今度は鶏と人間(クレヨン?)かい。アラエッサなんかと結婚させられる方が可哀想だ……。ここは種族を超えた友情にしておいた方がよかったのに。 2011/05/13

ちま

4
処女だの情欲だの、クレヨン王国らしからぬワードがちょいちょい…。児童書にしては難しい言い回しが多いとは思ってたけど、これ青い鳥文庫ですから福永さん!(笑) 最後に唐突に月のたまごを再登場させた感じだけど、完結してよかった。しかし19年の〆が宝くじって…それでいいの…?2010/06/09

ブースカ

4
なんだか雰囲気変わった?処女とか欲望とか……クレヨン王国で、こんな単語が出てくるとは思わなかった。いっぱい登場人物が出てきたが、思い出せないキャラ多し。2009/08/03

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