出版社内容情報
<修学旅行>にシュッパーツ!
虹北(こうほく)学園の修学旅行先が決まった。目的地はO県T市。そこには、龍神(りゅうじん)や鵺(ぬえ)の伝説と不思議な石の話が残っていて、楽しい旅になるはずだった。
ところが、「修学旅行を中止せよ 鵺」という手紙が学校にとどき、なんだかあやしい雲行きに……。
校長の代理で同行することになった夢水(ゆめみず)だが、修学旅行から無事に帰ってこれるのだろうか?
お待ちかねの、シリーズ第11作!
はやみね かおる[ハヤミネ カオル]
著・文・その他
村田 四郎[ムラタ シロウ]
著・文・その他
内容説明
虹北学園の修学旅行先が決まった。目的地はO県T市。そこには、龍神や鵺の伝説と不思議な石の話が残っていて、楽しい旅になるはずだった。ところが、「修学旅行を中止せよ 鵺」という手紙が学校にとどき、なんだかあやしい雲行きに…。校長の代理で同行することになった夢水だが、修学旅行から無事に帰ってこれるのだろうか?お待ちかねの、シリーズ第11作!小学上級から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
48
夢水本も11冊目。造本にもひとひねりして、児童書の限界に挑戦。もっとも前作はもっとすごいけど。今回は修学旅行編なので、日常の謎的世界。しかし「見せ消ち」には笑わせてくれるなぁ。。。さて、どんどん教授の胃袋が非現実的になってくるのが恐怖だ。食い過ぎだ。それにしても伏線がすばらしく王道。何より中学生の群像が生き生きしている!2015/09/09
ユメ
30
シリーズの中でも一、二を争うぐらい好きな巻。虹北学園の修学旅行が本当にきらきらと青春の輝きを放っていて、生まれ変わったらここの生徒になりたいと思うほど。何より、生徒たちが人生にいちどしかない中学校の修学旅行を永遠に思い出に残そうと全力で楽しんでいるところがいい。三つ子たちの恋の進展も甘酸っぱく、レーチが文芸部におみやげを買わないと宣言した理由にきゅんとする。そして、もうひとつこの巻が好きな理由は、「子どもは幸せであるべき」という教授の全き優しさが、大人になった今でも見守ってくれているように感じるからだ。2018/02/09
たかなし
28
再読。キヨシロユメミズビッチョ…あ、亜衣ちゃんが泊まるとこの名前が星降り荘でそこの女将さんが倉知さんってやっぱりあの作品ですかね?(笑)2018/09/07
みなみ
27
名探偵の夢水清志郎シリーズ九作目。中学最大のイベントである修学旅行を巡って起こる不思議な出来事が描かれる。旅のしおり、バスの中のレクリエーション、夜の枕投げや肝試し…青春がギュッと詰まっていて、ミステリーとしても面白かったけれど青春小説としても懐かしい気持ちに。先生が生徒をある程度信頼して遠くから見守っているのも素敵だな。2023/06/19
ひかり
17
年末年始にひたすらシリーズを読み返していたら懐かしくなって実家からシリーズを持って帰ってきた。修学旅行のしおりがついているのが素敵✨自分のことを決めるのは自分自身というような言葉がいい。2019/01/07