出版社内容情報
香港のつぎは電子探偵団はロンドンで大活躍ロンドンにやってきたネロと5人の探偵団。そこで待っていたのは、謎のドラゴン出現と、アイザック消失という怪事件。その事件で、伯爵のおそるべき野望も発覚 小学上級から
内容説明
香港で謎の男・伯爵の誘いをうけ、ロンドンへやってきたネロと5人の電子探偵団。そこで待っていたのはドラゴン出現という大事件だった!さらに、アイザック消失という怪事件も発生。伯爵との関係は?アーサー王伝説にまつわる秘密、しゃべるロウ人形、ミイラまで登場して、ロンドン編はスリル満点!伯爵のおそるべき野望にせまる、マコトたちの大活躍をお楽しみください。小学上級から。
著者等紹介
松原秀行[マツバラヒデユキ]
1949年、神奈川県に生まれる。早稲田大学文学部卒業後、フリーライターに。さまざまなジャンルで執筆する一方で、児童文学を書きつづける
梶山直美[カジヤマナオミ]
静岡県に生まれる。1976年、18歳のとき「別冊マーガレット」でデビュー。以来、人気漫画家として、女性誌の連載、児童誌などを手がけ、現在も活躍中
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感想・レビュー
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ユメ
34
電子探偵団もついに海外進出。霧のロンドンに出現するドラゴン、アイザックの消失、その背後には歴史と最先端技術を融合させた壮大な計画があった。このとんでもない計画に果敢に立ち向かう電子探偵団の5人が頼もしい。ネロでさえわからなかったパスワードをマコトが解いてみせるのには、時を超えて受け継がれる探偵としての才能を感じて胸が熱くなった。一方、ファイルの中身を見たネロの心中は察するに余りある。そんな中でも、ロンドンでも絶好調なダイの大食漢ぶり(カトーさんとの相性もばっちり!)や、まどかの天然ぶりには和まされた。2018/04/16
北風
29
シリーズも10作目くらいになると、スケールが大きくなりますね。今度のロケ地はイギリスだよ!な感じ。シリーズでもかなり荒唐無稽な作品ですが、やはりジュニア向けは細かい矛盾は無視して、純粋に楽しまなきゃいけませんね。2016/01/01
ほたる
10
前巻からの引き続きレイさんに焦点が当たっている。小学生のときにはマコトたち海外旅行なんて凄いなぁと。今読むとレイさんの心情にこちらも涙が流れてしまった。パスワードを開いた先の展開にハッとさせられる。こんなに重く苦い結末だったとは…マザーグースの見立ては定番。2021/02/07
冬見
6
つい最近ロンドンへ行ってきたばかりなので、とても楽しめた。伯爵とドラゴン、魔法都市……ストーリーはミステリだけど、出てくるキーワードがファンタジックでいちいちときめく。『龍伝説』の続編。お馴染み、アイザックくんも登場。外伝『幽霊ツアー』、手に入れねば。シリーズ中でレイさんの過去はいくらか明かされているけれど、『龍伝説』に引き続き、悲しすぎる。まだ過去じゃない。傷跡は生々しい。パスワードシリーズ、何冊か読んでない作品があるから揃えようかな。2016/05/27
あいぎす
3
レイの過去、最後はこちらも辛くなる。それでも前に進めるのはすごいなぁ。ラストのシーンは何度読み返したことか。ひさしぶりにドキドキする笑2018/09/07