出版社内容情報
ほんとうの家族の絆って、なんだろう? 血のつながりはないが、たがいに思いやり助けあう4人きょうだいと、それを見守る《育ての父》の姿を通して、いま、家族にとって必要なものはなにかを問いかける 小学上級から
内容説明
花村家は5人家族。開業医であるお父さんと4人の子どもたちは、だれも血がつながっていない。でも、みんな「おうちが大好き」。ところが最近、末の弟でしっかり者の令のようすが変。続いて家の中で起こる不可解な事件。姉3人は調査隊を結成、弟のために立ちあがるが…。コメディー&ミステリータッチの物語をとおして、「家族って何?」という問いが心にじーんと響きます。小学上級から。
著者等紹介
倉橋燿子[クラハシヨウコ]
広島県に生まれる。上智大学文学部卒業後、出版社に勤める。その後、フリーの編集者、コピーライターを経て、執筆活動をはじめる
いなだ詩穂[イナダシホ]
10月17日生まれ、てんびん座、B型。神奈川県出身。1994年、「ララデラックス」掲載の「カムフラージュ」でまんが家デビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
memo
8
小学生〜中学生の頃に倉橋さんの作品にハマっていました。懐かしく思い手に取ると、挿絵がゴーストハントのいなださん!すごく得した気分♪ 血は水より濃いと言われているけれど、きっとそれ以上に濃いものがこの家族には流れているんだなぁ。娘に是非とも読んで欲しい一冊。倉橋さんの作風、いい意味で変わらないなぁ。2010/09/12
伊藤@自己啓発本強化中
7
再読。前に読んだのは確か小学生のとき…。血の繋がりがない家族のお話。でもぜんっぜん血の繋がりがないなんて思えないくらい、心の繋がりが深い! こんな思いやって生活出来るのはとっても素敵だと思う。将来、家族全員が居心地のいい家を作りたいなーと思った。かおりちゃんのような人になりたいなー2012/04/29
ハツリ
3
読後が爽やかな作品。児童書ですが、大人な方にも是非読んでもらいたいです* 家族という存在は温かく、愛おしい。優しい気持ちになれました。
はるちゃん
2
血がつながっていない家族だけど、みんな仲が良くて、助け合っていて結末が良かった。主人公の過去が意外だった。2020/09/30
しぐれ
2
青い鳥文庫にはまってた小学生時代を思い出しつつ再読 倉橋先生だなあ じわじわきた。 たまに児童書を読み返すのもわるくない!2012/05/28