出版社内容情報
最後の事件から3年後に生還したホームズ。ホームズ亡きあと、ロナルド=アディア卿殺害事件の謎を一人で解こうとしていたワトソンの前に、突然ホームズが姿をあらわした。空白の3年間になにがあったのか 小学上級から
内容説明
ロンドンで、つぎつぎにおきる殺人事件。「ホームズの死が、社会にとって、いかに大きな損失だったか、いまさらながら、いたいほど感じられた。この事件も、あのヨーロッパ一の名探偵の観察力と、するどい頭脳があれば…。」となげくワトソンの目の前に、ある日、ホームズが!「ワトソンくん、すまなかったね。ほんとうに。まさかこんなに、きみを、おどろかせてしまうとは…。」小学上級から。
著者等紹介
ドイル,アーサー・コナン
1859年、イギリスのエジンバラに生まれる。開業医をするかたわら小説を書きはじめ、1887年に最初のホームズもの『緋色の研究』を発表。1891年に雑誌連載をスタートしてから爆発的な人気をえる。1927年までの40年間に60編のホームズものを書いたほか、歴史小説、SF小説なども執筆。実生活でもホームズのような推理力を発揮し、死刑囚の無実を証明した。ナイトの爵位をもつ。1930年死去、71歳
日暮まさみち[ヒグラシマサミチ]
1954年、千葉市に生まれる。小学生のころからホームズ物語のおもしろさのとりこになり、青山学院大学では推理小説の研究会に所属。在学中にミステリーの翻訳をはじめ、10年間の会社づとめのあとに翻訳家として独立した。ミステリー、SF、コンピュータ書など、幅広い分野の訳書がある。日本推理作家協会会員、日本シャーロック・ホームズ・クラブ会員
若菜等[ワカナヒトシ]
埼玉県、群馬県に生まれる。油彩画で主体美術展+現代童画展などに出品。その後、リアルな絵、ファンタジータッチ、コミックタッチのイラストをえがく。小説の装画のほか、児童書のおもな作品に『クレオパトラ』『始皇帝』『ヤマトタケル』(講談社)などがある。最近、妻(Ki)とのふたりの制作も楽しんでいる。日本推理作家協会会員
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