講談社青い鳥文庫<br> よだかの星

講談社青い鳥文庫
よだかの星

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  • サイズ B40判/ページ数 164p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061484283
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8293

出版社内容情報

ちょっぴりせつない夢の世界。短編第4集。民俗の香りと彩りゆたかなお話が、読む人の心に安らぎとなつかしさをあたえる表題作のほか、「貝の火」「シグナルとシグナレス」「グスコーブドリの伝記」を収録 小学中級から

内容説明

みんなのいじめにあうよだかが、いっしょうけんめいにはばたき、さいごは美しい星となって光りかがやく「よだかの星」をはじめ、「貝の火」「シグナルとシグナレス」「グスコーブドリの伝記」など、名作童話4編と、詩「林と思想」を収録した宮沢童話の第4集。小学中級から。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

51
学生時代、ある学校を訪問時に、体育館の舞台で「よだかの星」の演劇練習風景に出くわしました。待ち人が現れるまでの短い時間でしたが、感動して涙ぐんでいました。自分が学生演劇の練習を見ていて泣いた事に驚いて、忘れられず、家族に話したら「どんな話」と聞かれ、忘れてしまっている事に気付き、読んでみました。醜い、力が弱いという事だけで受け入れてもらえず虐められる(よだか)。ふと、これを下地にした島本理生さんの本を読んでいた事を思い出しました。弱い者、醜い者への迫害。辛すぎました。2016/06/13

しおつう

23
読友さんからも、泣ける!と進言を頂いていた表題作。みにくいアヒルの子の結末をハッピーエンドから悲哀にすげ替えたようなこの物語。セクハラもパワハラも個人情報保護も何もないこの時代、人権すらもあやふやだったことと思うが、だからこそ法規よりも人心によって世を案じようとする試みが感じられる。最終作のグスコーブドリの伝記も、過去版アルマゲドンといった風な様相。法治国家である日本が先進国と呼ばれるに至って久しいが、これから向かう道は、超法規的な法律を超えたモラル、人徳を重んじる宮沢賢治の古き良き時代であってほしい。2019/05/11

あっちゃん

17
葬儀に配られた冊子に「よだかの星」が載っており読経の間に読み切れなかったので続きが気になり借りてみた!私は基本的な文学を全然読んでいないので、かなり新鮮な読書となりました!2014/07/06

テツ

4
この世界に生きることの罪深さと悲しさ。そうしたことに耐えきれない優しいよだか。全てを振り切り涙を流しながら羽ばたき続け、天空を超えて星がまたたく世界にたどり着いた瞬間に全ては清算されて、彼は救われたのだろうか。ずっと永遠に燃え続けるよだかのほしで彼は安息を手にいれられたのだろうか。生きることは辛く何も生み出さない。それならせめて最後は何かに気づき、何かを見つめて絶えたい。2013/03/06

リファ

4
グスコーブドリの伝記が映画になるというので10年くらいぶりに読み直しました。登場人物たちの苦悩を思うと、つらくかなしい部分が多いお話です。それでも、ブドリたちの頑張りで皆笑顔になった。そして最後、ブドリの願いは叶った。たとえ哀しくてもこれはハッピーエンドなのだと思います。2012/04/06

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