講談社青い鳥文庫<br> 魔よけ物語〈下〉―続・砂の妖精

講談社青い鳥文庫
魔よけ物語〈下〉―続・砂の妖精

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  • サイズ B40判/ページ数 243p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061484269
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8297

内容説明

戦場にいるおとうさん、病気で転地しているおかあさんと小さな弟―シリルやアンシアたちは、完全な「魔よけ」をさがしだし、家族がいっしょにくらせるように、ねがうつもりだった。半分の魔よけの力で行ったアトランティス、未来のロンドン…なかなか見つけられない、もう半分は、思いがけない方法で…。小学上級から。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェルナーの日記

301
本作品の下巻。兄妹たちはアミュレットの片割れを探しだすため”タイム・トラベル”を続ける。ある時は古代バビロニアの空中庭園へ、またある時は古代エジプト王朝のピラミッドの建設場、そして未来へも行くが、目当てのアミュレットの片割れはなかなか見つからず苦労の連続だったーー タイムトラベル作品の問題点は”タイム・パラドックス”である。過去の出来事に不用意に干渉すれば、自分たちの未来が変わってしっまう恐れがある。2017/05/21

たぬ

12
☆4 我々大人には思いもよらない子供ならではのトラブルが起こるんだよね。カッときて思わず口走っちゃうとか、その瞬間の感情だけで動くとか。何が引き金になるか読めないんだから、下手すりゃ命を取られる事態になりかねないんだから黙っとけばいいのにと思っちゃうけど、私が12歳だったらそんなことは思いもせずにシリルやジェインたちと同じ気持ちが湧くんだろうな。先生(物腰柔らかな紳士)とレック=マラー(性格がアレ)のフュージョンには仰天したよ。2024/12/18

北風

8
んー、いまいちだったな。なんでだろ? 砂の妖精も火の鳥もすごく面白い印象だったけれど、あれらを読んだのはかなり若かったし、幼かったから、こんなとりとめもない話も面白かったのかもしれない。話に起伏がなくて、場面を変えて同じことを繰り返すってのは、ちょっとねえ。また、読んだ文章の印象もよろしくない。少し文章が古いためか、しっくりこないことが多かったな。三部作の完結編でなかだるみか。2016/02/08

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