内容説明
夏休みのある日、シリル、アンシア、ロバート、ジェインのきょうだいは、「砂の妖精」サミアッドに再会。サミアッドは、どんなねがいでもかなえてくれる「魔よけ」を買うようにすすめる。ところが、手に入れた魔よけは「半分」だった。のこりをさがして、４人は、古代エジプトやバビロンへタイム＝トラベルする。小学上級から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェルナーの日記
145
『砂の妖精』の続編にあたる。ただ『魔よけ物語』とのあいだに『火の鳥と魔法のじゅうたん』があり、本来であれば本作は第3作目となる。もちろん自分としては『火の鳥と魔法のじゅうたん』を先に読みたかったけれども、入手困難なためやむなく本作を先に読むことにした。基本的には１話完結の作品（本作は上・下巻と別れているけれど）なので、あまり読む順序をにこだわる必要はない。本物語は、砂妖精”サミアッド”が再び登場するが、１作目（２作目には登場しない）よりかなり落ちぶれた姿で登場。2017/05/10
北風
7
魔よけって、タリスマンっていうか、護符のことでしょ？ 願いを叶えるお守りとは意味が違うと思うんだけど。それにしても、恐ろしいね。わがままな人間が砂の妖精に無意味に願いをし続けるなんて。まあ、またぞろ妙な結果になったわけだけど。なんか、砂の妖精や火の鳥に比べると、ちょっと面白さが足りない気がする。2016/02/07
Mimi
1
ファンタジー読みたい欲が満たされました。2021/06/09
えみる
1
満州についての訳者の感情入りすぎの解説は物語の雰囲気を壊すのでいらないと思う。2014/12/12
