新・講談社の絵本<br> 舌切雀

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新・講談社の絵本
舌切雀

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  • サイズ B5判/ページ数 48p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784061482586
  • NDC分類 E
  • Cコード C8393

出版社内容情報

読者待望の20世紀の名作『講談社の絵本』おじいさんがたいせつにかわいがっていた小雀は、いじわるなおばあさんに舌を切られてしまいます。雀のお宿を訪ねていったおじいさんは……。ちょっとこわいお話   幼児から

著者等紹介

鴨下晁湖[カモシタチョウコ]
1980年生まれ。大正・昭和期の日本画家。松本楓湖の門に入り、文展・帝展で活躍。戦後は挿絵に専念し、岡本綺堂『半七捕物帳』、柴田錬三郎『眠狂四郎無頼控』など。1967年没
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒラP@ehon.gohon

11
昔懐かしい重厚な絵とお話です。 よく知っているお話ですが、善人のおじいさんの描かれ方と、欲張りで悪そうなおばあさんの対比が、他のお話に比べて丁寧に描かれているように思いました。 おばあさんの持ち帰ったつづらから出てきたのが、すずめのお化けのように見えたことが新鮮でした。 単にバチがあたったということではなく、おばあさんの改心で終わるところが、道徳的で、教科書のようだと思いました。2016/08/20

遠い日

6
新・講談社の絵本シリーズ8。「まえがき」は佐藤さとる氏。絵は、鴨下晁湖氏。意地悪なおばあさんが心を入れ替える、やさしいバージョン。これも、子どもたちには安心材料かもしれません。2020/12/17

スローリーダー

3
五大昔話の一。善悪の対比、異郷訪問は多くの昔話の共通要素。遅くとも鎌倉時代には存在したようだ。まず丁寧に絵を拝見。頭が雀で体が人間という奇態、着物の派手な色彩と柄、おばあさんの老け顔と頭身のアンマッチ等、鴨下晁湖の絵は美しいだけにその異様さに眩暈がした。四季の花々はとても精密で和花らしさが表現されていた。戦前版にあった扉絵、竹藪での雀の踊り、付録などはカットされ文章も書き直されている。 2025/04/20

頭飴

1
 【絵本】日本画にて描かれた舌切雀。お婆さんが中々のごうつくばりで笑ってしまった。すずめのお宿でのもてなしが豪華であった。2024/08/17

あわ雪

1
今の子供は意外と昔話を知らないらしい。この絵本は、絵がアニメ的ではなく、きれい。とくに雀の着ている着物や背景に描かれている和花など。画家は、鴨下晁湖という日本画の大家です。雀の舌をちょん切るのは残酷だけど、実際真似できないことなので、子供にも読むことができます。この「新・講談社の絵本」シリーズを他に読んでみたくなった。2015/09/18

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