出版社内容情報
松下村塾で維新の英才を育てた松陰の一生。幕末期に鎖国の国禁を犯し、投獄されながらも松下村塾を開いて高杉晋作や伊藤博文ら明治維新の原動力となった多くの門弟を教えた信念の人、吉田松陰の生涯。 小学中級から
内容説明
黒船の来航でゆれる日本の未来をうれえて、松下村塾をひらき、久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤博文らの明治維新の原動力となった多くの門弟を教えた信念の人、吉田松陰の生涯。
目次
１ 山鹿流の師範となる
２ 黒船の艦隊
３ 牢獄の生活
安政の大獄
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
147
「教えることはできませんが、一緒に学びましょう」（ ･`ω･´）。俊才で神童だっただよ（流石に知ってた）。そして人もできているとか。超人ですね。国に対する熱い思いを持ち、その為なら禁を犯す事も、自身の命を投げ出すのさえ辞さない。結局は空回りに終わったけど、結構無茶してますね。せんせーですからね。そこそこの年齢かな？と思ったら、30歳で亡くなっていたとか‼︎2021/03/03
竹城 俊之介
69
子供の読書感想文に「これを読んでみたら」って軽く渡した一冊。渡した本を渡した本人が実は読んでませんでした問題を隠蔽すべくコソッと拝読。 松陰先生の熱過ぎる想いと目的に向かって真っ直ぐ過ぎる行動力の結果、気がつくと投獄されてますｗ 獄中で囚人どもに講義を始め、気づいたら「先生」と慕われる男……その尋常ならざる人間力。 あまりに投獄され過ぎなので小学生が真似して良いのかには若干の疑義を感じますが、先生の「情熱」「行動力」「人を動かす人間力」……今の時代にこそ学びたい魅力を感じる男です。その生き方が熱いんだ！2023/08/14
雨巫女。@新潮部
7
《私-図書館》松陰先生がいたから、あんなに、志士が、生まれたのか？松陰先生が、命がけで生き、死んだのが、手本になったのかもしれない。2018/07/05
ろくべえ
3
〈公図〉★★★★★ 小高〜 6年生に幕末ブックトークで紹介。幕末維新の原動力となった松下村塾の師でありながら、決して高慢にならず、型にはまらず、生涯学び続けた、まさに賢者と呼ぶにふさわしい人。獄中の囚人仲間や、護送の時の付き人にまで、捕らわれの身でありながら教え、学問を机上ではなく実践し続けたその姿は、まるで獄中や裁判の席でさえも伝道し続けたパウロのようだと思った。自身の志は遂げられなかったものの幕末ヒーロー達を生み出す種を蒔くために生まれ、その自覚を持って何も恐れずまっすぐに歩んだ生涯に惚れ惚れした。2015/11/14
HEIDI
3
同郷の吉田松陰について知りたいな、と思ったが歴史は苦手なのでまずは子供向けの本を…と思って購入。吉田松陰について本当に何も知らなかったんだな…と反省。強い意志をもちただひたすらまっすぐに生きる松陰は本当にかっこいい。もっと松陰について知りたくなった。2014/02/07
