内容説明
「裸の大将」「放浪の画家」とよばれた山下清は、少年時代に貼り絵の才能を花ひらかせる。美しい風景をもとめて全国を放浪し、多くの作品で人々に感動をあたえた人間清の一生。
目次
1 絵をかくことがすき
2 兵隊の位にすると
3 放浪の旅から旅へ
4 花火のように生きて
山下清の年表
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
古古古古古米そっくりおじさん・寺
12
以前『と学会年鑑』で紹介されていたのを覚えていて、ブックオフの105円コーナーで見つけて速攻で購入した。いざ読むと一読巻を措く能わずの面白さ。乗客を笑わせたくて待合室で下ネタを言い、警官に捕まる山下清(笑)。偉人伝で笑ったのは初めてだ。著者が山下清と会った事があるのも良い。放浪の間に名声が上がり、鹿児島でお馴染みのテレビドラマのラストの様に見つかるシーンが気持ち良い。思えばこの人も男の理想である。2013/04/15
piyo
2
子ども向けで分かりやすいです。山下清画伯の知らない面をたくさん知ることができました。驚異的な視覚記憶力、放浪の目的、式場隆三郎先生の存在…などなど。山下画伯の生い立ちや人生について、さくっと外観を知るには良い本だと思います。私はもっと深く知りたいので、他の本も読んでみます。 2011/06/06