内容説明
幼いときから本をよく読み、やがて一条天皇の中宮彰子に仕えた紫式部。一人むすめを育てながら、十数年をついやして日本で最初の長編小説「源氏物語」を書きあげ、世界にその名を知られる紫式部の伝記。
目次
1 少女時代
2 結婚のあとさき
3 宮づかえと「源氏物語」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ももちゃん
3
子供向けなので すっと読めた。紫式部は どんな人なのか 知っていた方がいいので 中学生の みんなに おすすめ。2014/09/16
ひろみ星☆
0
紫式部がユネスコが選んだ世界の偉人の中でだた1人の日本人だなんて知らなかった。源氏物語も読んだことないくせに自分の中ではやたら長い恋愛小説という視点しかなかった。恋愛もベースとしてあるけれど、その中に社会への鋭いまなざしだったりがスパイスのように練りこまれていて、それが男性ではなく、女性が書き上げたということが大きな価値があることに今更ですが気づいた。娘の賢子も和歌の才能があり、血筋ってすごいなとも感じた。源氏物語も読んでみようかな。2023/01/19
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源氏物語を書いた紫式部本人に興味があったので読んでみた。あの時代にあった生き方を選び、悩みを抱えながらも、自分の持つ才能を発揮して源氏物語を書き上げた。等身大の紫式部を知れたような気がする。2021/02/03