出版社内容情報
【内容紹介】
フランスのいなか教師のファーブルは、びんぼうと戦いながら、しんぼう強く昆虫の研究をつづけて、「昆虫記」10巻を完成させます。――「昆虫の詩人」といわれたファーブルの生涯を生き生きと描いた伝記の名作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫陽花と雨
23
「バッタを倒しにアフリカへ」のウルドさんがバッタ好きになるきっかけになったのが「ファーブル昆虫記」とのことで興味が湧き、まずは伝記を、手に取りました。ファーブルが、こんなに貧乏だったとは!しかもなかなか研究が認められず、長期の薄給教師生活。そんな中でも数学や化学まで独学で会得する超勉強家で尊敬です。でもファーブル父、喫茶店何度も失敗しすぎ(笑)64歳で23の妻と再婚も驚き…でも2番目の妻良い人でよかった。室内研究してるイメージでしたがフィールドワーカーな方でした。次は昆虫記も読みたいと思います。2018/10/03