出版社内容情報
108人の英雄豪傑があばれまわる中国名作不正のはびこる社会に反抗して、宗江を中心に108人の英雄や豪傑が、大きな湖に浮かんだ島、梁山泊に集まり、天下をあばれまわる雄大で痛快無類の中国の名作。 小学上級から
内容説明
北宋の時代の中国に,人望あつい指導者宋江のもとに集まった108人の英雄豪傑たち。いれずみ和尚の魯智深,虎退治の武松,青面獣の楊志など,いずれも腕自慢の熱血漢ばかりが,官軍相手にくりひろげる胸のすくような活躍。妖術合戦や武器を使っての戦法合戦など,痛快で雄大なスケールをもつ中国の歴史小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
せ~や
34
過去に読了。高校時代に、読書が好きになってきて、名前だけ聞いたことのあった水滸伝が一体どんな話だろうと思って、手に取った一冊。登場人物が多すぎて、文章では追いきれず、何度もページを戻っては、頑張って内容を追ったのが懐かしい。登場人物はすごく多くて苦労するけど、面白い一冊でした。
emi
32
なんて乱暴者!なんという狼藉者!そしてなんて痛快な話なんでしょう…有名なわりに未読だった水滸伝を、懐かしの青い鳥文庫で読みましたが、よくもまぁこんなに残酷なことをテンポ良くやってのけるのかと、ある意味驚きです。豪傑たちの理屈は信じられないほど単純明快で、城を責めては梁山泊に仲間入れさせるという飽きるほど同じパターンを繰り返すのですが、時代背景には宋という時代の高官の非道さに鬱憤たまった人民たちの姿があります。妖術まで使いエンターテイメントとして面白いけれど、即決で生き方を変える潔さが一番の面白さだったかも2015/11/08
RED
2
ページによっては2行のうちに人が死ぬ。 しかもあっさり惨たらしく。 「ついでに横にいた役人を川にしずめて」とか、「さっそくころして祝いの宴を」とか書いてある。ついでにとか、さっそくで人が死んでいいのか(笑)さすが古代…。 歴史小説であるから、とにかく人が多い。関係図を描きたくなった。 人が入れ代わり立ち代わりしてエピソードを読んでいくスタイルなのかと思いきや、最後には梁山泊に全員集合。 公孫勝何者(笑)2020/05/02
ヤンヤン
1
ダイジェスト版水滸伝です。 入門書としては、ちょうど良いかもしれません。2013/09/21
藍兒堂
0
★★★★★