講談社青い鳥文庫<br> ムーミン谷の十一月

講談社青い鳥文庫
ムーミン谷の十一月

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  • サイズ 新書判/ページ数 285p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061470507
  • NDC分類 K949

出版社内容情報

【内容紹介】
いまは11月。もうすこししたら、ムーミン谷は、まっ白な雪にとざされます。人こいしくてムーミン家に集まってきたフィリフヨンカ、ホムサ、ヘムレン、スナフキンたち。ところが、心をなごませてくれるはずのムーミン一家は旅に出ていて……。フィンランドの女流作家ヤンソンがえがく北の国のファンタジー童話。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

バニラ風味

22
ムーミン一家に会いたい。そう思って、ムーミン谷を訪れた人?たちですが、ムーミンの家には誰もいません。置き手紙もないのです。仕方なく、ホムサ、フィリフィヨンカ、スクルッタおじさん、ヘムレンさん、ミムラは一緒に暮らします。スナフキンもやってきて、また自由を妨害されるのですが、それはそれで、何か得るものがあったのかも知れません。結局、本中に当のムーミンたちは登場せず。でも、本当は、早く帰って、冬ごもりしなくちゃでしょ!2016/09/07

ドラマチックガス

8
青い鳥文庫版はこれで全部。読んでいる最中は結構辛く、読み終わると心地よい読後感、というのは他のムーミンシリーズにも共通するかも。8冊のなかでは冬、仲間たちと並んで好きな部類かもしれない。自分に似ているがゆえに、プライドと思い込みが強く周囲を不快にさせている(or振り回している)のにそれに気づかないヘムレン(パパも)が好きになれず、とにかくマイナス思考が際立つフィリフヨンカが放っておけない。一家が出てこないこともだけれど、挿絵のタッチがあまりに違うのも、異様な雰囲気を感じさせる。2022/04/30

そる

8
すみません、全然内容が思い出せない⋯。

pure honor

3
ムーミン一家が出てこない話を一番最初に読んでしまった。残念。登場人物たちがみんなじぶんの世界をもっていてすばらしいと思う。フィリフヨンカがだんだん通常の様子に戻っていくのと、ホムサが心を開いていくところがうれしかった。2014/08/04

せんちぇん

3
私の3大ヘビロテ本。「11月はこれを読まないとね」といいつつ、昨年はさぼっちゃったです。ぎりぎり本日読了。日に日に暗い山かげが迫ってくる北欧の晩秋、いろんなことを想い、日々を送る季節感が大好き。ムーミン一家が登場しないで友達たちの群像劇なところ、スピンアウトっていうのかな?いつも違った印象をもって読了するけど、今回はやけに小川のせせらぎが気になりました。2012/11/30

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