出版社内容情報
【内容紹介】
むかしコロボックルが飼っていたという、豆つぶほどの小さないぬ、マメイヌが、いまも生きているらしいという。クリノヒコとなかまたちは、ひそかにマメイヌさがしをはじめた……。コロボックル通信の発刊とマメイヌ発見をからめて、わかいコロボックルたちの活躍をえがいた、コロボックルシリーズの第2弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
財布にジャック
53
前作は人間のせいたかさん目線のお話でしたが、いよいよコロボックル達がメインで大活躍で、興味深かったです。豆つぶほどの小さな犬って、実際いたら可愛いだろうなぁ・・・と空想の世界へ!コロボックルたちがそのマメイヌを捕まえようと、頑張るお話です。そして、最後には記念すべきコロボックル通信・第一号を見ることが出来て、コロボックルにまじって私もニッコリとしてしまいました。でも、字が小さすぎて、見るのに苦労しました。2011/05/23
みっこ
52
セイタカさんとママ先生が結婚して、おチャメさんが生まれて…。そんな日常の幸せの中に、コロボックルたちの国を整えていく使命があったら、どんなにいいだろう。あーセイタカさん羨ましい!と、もはやそれしか思えない(笑)マメイヌ捕獲作戦はドキドキでした。エク坊とおチビさんがかわいい。2016/09/18
小梅
45
コロボックルシリーズ②2013/07/22
かおりんご
44
児童書。一気に読みました。いつの間にか、せいたかさんはおチビ先生と結婚し、コロボックルたちにも世代交代が進んでいるようです。今回は、せいたかさん視点ではなく、コロボックルの風の子視点でお話が進みます。マメイヌがつかまるのか、はらはらドキドキしました。夢一杯の世界です。2015/10/17
がいむ
32
コロボックル物語第2作。復刊したのをきっかけに「だれも知らない小さな国」をなつかしく再読してからもう2年!(やれやれ・・・)有川さんが続きを書かれたという「コロボックル絵物語」を読む前に今度こそシリーズを楽しみたい!今回はクリノヒコの活躍を描く物語。「コロボックル通信」発刊とコロボックルが昔飼っていたといわれるマメイヌ発見にからめて、みんなが生き生きと活躍します。味方となる人間(せいたかさん)とのやりとりもほほえましい。家の図面が好きなのでコロボックル通信社やコロボックルの役場などの絵にワクワクです。2014/05/02