出版社内容情報
【内容紹介】
全世界に感動の嵐が!102点の衝撃の写真
むしろ“肝っ玉おっ母ぁ”というにふさわしい。慈愛あふれるまなざしの奥、その精神のなんと剛毅でなんと楽天的であることか。20世紀の聖女はタフでラジカルであった。
マザーのノーベル平和賞受賞に先だつ5年前より密着取材をつづけているフォト・ジャーナリスト沖守弘が、マザー・テレサとその世界をあますところなく伝える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Maasan
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マザー テレサの生き様に触れ、温かい何かで心が満たされるのを感じる。「親切で慈しみ深くありなさい あなたに出会った人がだれでも 前よりももっと気持ちよく 明るくなって帰るようになさい 親切があなたの表情に まなざしに、ほほえみに 温かく声をかけることばにあらわれるように 子どもにも貧しい人にも いつでもよろこびにあふれた笑顔をむけなさい 世話するだけでなく あなたの心をあたえなさい」ー今日の最大の病気は、自分はいてもいなくてもいい(中略)と感ずることであるー心に刺さる言葉。2017/11/05
ゆきみん
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マザーテレサとその活動については知っていたが、それに純粋に感化を受けマザーに付き添った日本人のカメラマンの存在は初めて知った。そのカメラマンもまた、自分の安定した生活を捨ててマザーテレサの活動を広めたいという強い想いで写真を撮り続けていく…。マザーテレサも沖守弘さんも、大きいことをするのに何かを捨てて強い意志を貫いたのだなと感じた。2018/07/09