出版社内容情報
【内容紹介】
自分の内面と向き合い、心のままに偽ることなく書く、そこに真実があり、人間がある――それを独り言に終わらせないために、文章が整えられる。主題と呼ばれる主体的真実を、正しく伝えるために構想が必要であり、適切に美しく表現するために叙述が工夫されるのである。構想は真に近づくための方法であり、叙述は美に近づく手段である、といえよう。視野の広さと体験の深化、最適一語の条件、明晰さの条件など自己表現としての文章の底流をなす心構えと方法を、丹念に検討しつつ、自分にふさわしい“名文”を綴る道すじを示す。
表現の自由――怒りにまかせて、「殺せ」「死ね」「消せ」などと書く。そういう語の氾濫している読み物に慣らされ、無感覚になっているのではなかろうか。その語が、ほんとうに何を意味するのかを意識しないと、ことばとも、すれ違ってしまう。感覚的に、ことばの飛び出すにまかせると、ことばの独り歩きに終わってしまう。こういうことばは、適切でない、美しくない、使うべきでない、という吟味ができて、初めてことばと出会うのである。ことばを研くとは、そういうことである。何でも思いつくままに書き綴るのを、表現の自由というのではない。使ってはならないことばを知ることが、、ほんとうのことばを生かす道なのである。――本書より
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Ted
4
'82年5月刊。×学生が書いた拙い文章を材料に添削の実況中継をしただけのような内容だったので面白くなかった。以前に読んだニューギニアでの過酷な従軍記が面白かっただけに期待外れであったが、「文章を書く時には2本のペン(書くペンと削るペン)をもて」というアドバイスは有益。2015/08/10
けちゃ
0
182014/06/25
nana
0
主語の省略と中止法について書かれていたことが特に参考になった。語彙の問題は……まあなるべく辞書を引く努力をしよう。主語を落としたほうが日本語として響きがいいのは分かっちゃいるのだけど止められない。三人称でさんざん苦労させられているのがその点だからね……。2013/06/16
みづはし
0
気をつけなければならない点は、言葉の誤用に気をつける、句読点の打ち方、主語の多用、などなど2011/04/01
丰
0
Y-202002/06/25
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