感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
60
この巻は、ゲーテの生涯や作品論、時代背景などが満遍なく書かれていてさすが、手塚富雄先生だと思いました。この知的遺産シリーズは、取り上げる人物によって書物の構成がだいぶ変わります。ゲーテのように作品が多い場合は、その作品の内容紹介などにとどまって原文はあまり掲載されません。この巻でも若干不満なのは「詩と真実」や「イタリア紀行」などが取り上げられていないのが残念でした。2015/08/02
tieckP(ティークP)
6
「人類の知的遺産」は世界の思想家について経歴と思想と著作を紹介した良質のシリーズであるけれど、この本の対象は哲学者ではなく作家のゲーテである。(ほかに作家はドストエフスキー、トルストイ、魯迅、(思想家でもあるけど)サルトルぐらい。)実際、本を開くと思想解説の部分は数十頁に過ぎない。ゲーテに思想が無いことはもちろん無いけれど、手塚富雄によるゲーテの評伝と作品解説と思って手に取った方が良いし、そういう期待であれば十二分に報われる良著で、手塚は解説書でも感動を引き起こす希有な学者であったと思う。2013/09/29
丰
1
Y-20, ゲーテ2002/08/13
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