内容説明
無著の著『摂大乗論』は、大乗の立場からみた全仏教の概論として名高いが、極めて難解なことでも知られる。著者は50年に近い研究を本書で披露、原意を徹底的に追求した和訳に精妙な注解を加え、下巻には克明な索引を付した。著者にして初めてなしえた仏教学界最高水準の書。
目次
第3章 知らるべきものの相への悟入
第4章 悟入の因と果〔六波羅蜜多の行〕
第5章 因と果との修習の類別〔10地〕
第6章 高度の戒学〔菩薩戒〕
第7章 高度の心学〔禅定〕
第8章 高度の慧学〔無分別智〕
第9章 結果としての断除〔涅槃〕
第10章 結果としての智〔仏の三身〕