星海社ＦＩＣＴＩＯＮＳ スカーレッドライダーゼクスゼノン

永川 成基【著】

星海社（2014/09発売）

• サイズ B6判／ページ数 249p／高さ 19cm
• 商品コード 9784061399051
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

出版社内容情報

異色の戦隊乙女ゲーム『スカーレッドライダーゼクス』。ゲーム本編に至るまでの前日譚が、ｐａｋｏ描き下ろしカバーを加え書籍化！第五戦闘ユニット、全滅。
紅の世界と呼ばれる異世界から現れた侵略者【ナイトフライオノート】。
世界を救えるのは、若き司令官萌黄アキラ率いる第五戦闘ユニット・ＳＲ５だけ――のはずだった。
過酷な戦いの果てに、次々と命を散らしてゆくライダーたち。世界が終わろうとしたその時、アキラがとった選択とは!?
人気キャラクター甘粕ソーイチロウの目線から語られる、もうひとつのスカーレットライダーゼクス。

永川 成基［ナガカワ ナルキ］
著・文・その他

ｐａｋｏ［パコ］
著・文・その他

レッド・エンタテインメント［レッド･エンタテインメント］
監修

内容説明

紅の世界と呼ばれる異世界から現れた侵略者“ナイトフライオノート”。世界を救えるのは、若き司令官・萌黄アキラ率いる第五戦闘ユニット・ＳＲ５だけ―のはずだった。過酷な戦いの果てに、次々と命を散らしてゆくライダーたち。世界が終わろうとしたその時、アキラがとった選択とは！？人気キャラクター甘粕ソーイチロウの目線から語られる、もうひとつのスカーレッドライダーゼクス。

著者等紹介

永川成基［ナガカワナルキ］
作家。脚本家。ゲームシナリオライター。ストーリーライダーズ所属。小説から、アニメーション脚本、テレビゲームのシナリオまで、媒体とジャンルを問わず、幅広い分野の作品を手がける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[のいじぃ]

読了。乙女ゲームからのスピンオフ。攻略対象外からの視点で語られる彼らの物語。ゲーム自体は軽く知っている程度ですが、興味がわいたので。世界観は戦いものと音楽、少し恋愛要素の絡んだ内容でざっくりとりたSF。時々出てくる用語もそんなに難しくもなく、音楽関連の記述が「感情をデザインする」などおしゃれです。ゲーム中では語られなかった彼らの関連性も見え、補う意味でも甘粕視点の物語は文章も読みやすく上手いな、と思いました。特にサブスタンス達の事は印象に深く、レスポールが意外でした。隙間を想像すると切なくも楽しめる一冊。

2016/06/21

[ゆり]

ゲーム好きで、第五もゼノンも気になっていたから。ゲームで後一息踏み込んで欲しかったSF的世界観が描かれている。第五の仲良さはもうちょい読みたい気も。甘粕が語り手っていうのがいい感じ。そして当然のように甘さはない(笑)。

2014/09/14

[リツカ]

なにこれ実質甘粕ルート…。いい意味でなにこれヒドイ。だから！こういう美味しいあれこれをなぜ本編で！！後出しされる裏設定が色々美味しくて本当にもったいない…乙女ゲじゃなくてガチシミュかこういう一本の小説とか漫画とかアニメとかでSFとして出してくれたらと思う設定の濃さ。ゲームじゃ完結しなさすぎるよねこの世界。これを踏まえて本編いったら本当に酷くときめく。ちょっとヒジリルートやり直したい。

2014/12/05

[みく]

モバイル当初は第五は第六のキャラに設定を被せてきてるのかな？と思っていましたが、第六よりも大人に思える先輩達に号泣でした。彼らが命がけで守ってくれたお陰で存在するSRXという世界がよりいとおしく感じられました。ヒジリにこんな優しい先輩達をありがとうございました。読了後はジリ本編MEDが一層胸に響きます。いつか、第五の日常風景なども読んでみたいです。 甘粕視点という制約で他キャラの心理描写がなく、判らない点も多かったのでまたどこかで補足してくれたらなぁと思います。

2014/09/15

[まつもと]

モバイルの方で完結まで読んでいたので書籍では初読。これ、ゲームやってない人はある意味壮絶なネタバレを投下されまくるとんでもない仕様です。乙女ゲーとは思えない骨太SFや魅力的なキャラクターのテンポのいい掛け合いを楽しめた方は2015年にVita移植(PSPもあるよ)された後日譚であり本編のSRXをプレイしてみてください。ゼノンに触れたのが先だと、きっと第6メンバーたちは本当にかわいい子どもみたいな存在になると思います。あなたが選ぶのは愛か、死か、それとも…。

2016/01/02