内容説明
本書は大学低~中学年、および高専高学年における教科書を念頭におき、東京工業大学生命工学科および岡山大学生物応用工学科において行っている、生物化学工学および生物反応工学の講義内容を基礎とし、平易な入門書として編集をし直したものである。旧版に比べて、生体触媒の基礎部分を強化し、定量解析の扱いを系統的にまとめ直し、最新の事例を取り入れると同時に、演習問題を増やし、教科書としてより使いやすい体裁に変更した。
目次
1 バイオプロセスとその構成
2 生体触媒の特性
3 生体触媒の反応速度論
4 バイオリアクターの設計と操作
5 バイオプロセスの操作要素
6 バイオプロセスの実際
著者等紹介
海野肇[ウンノハジメ]
工学博士。1966年名古屋大学大学院工学研究科修士課程修了。現在、東京工業大学大学院生命理工学研究科教授
中西一弘[ナカニシカズヒロ]
工学博士。1970年京都大学大学院工学研究科修士課程修了。現在、岡山大学工学部生物機能工学科教授
白神直弘[シラガミナオヒロ]
工学博士。1978年東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了。現在、群馬大学工学部生物化学工学科教授
丹治保典[タンジヤスノリ]
工学博士。1981年東京工業大学大学院総合理工学研究科修士課程修了。現在、東京工業大学大学院生命理工学研究科助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。