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出版社内容情報
“新伝綺”、リプライズ!
新伝綺ムーブメントを打ち立てた歴史的傑作、『空の境界』の唯一にして正統なる継承作品として発表された伝説の同人作品を、満を持して星海社文庫化。
未来視の少女・瀬尾静音と出会った黒桐幹也と、同じく未来視の連続爆弾魔・倉密メルカと出会った両儀式。
ふたつの“未来”が重なり合う結末の行方は――!?
これぞ未来と過去を繋ぐボーナストラックにして原点回帰!
奈須 きのこ[ナス キノコ]
著・文・その他
武内 崇[タケウチ タカシ]
著・文・その他
内容説明
新伝綺ムーブメントを打ち立てた歴史的傑作、『空の境界』の唯一にして正統なる継承作品として発表された伝説の同人作品を、満を持して星海社文庫化。未来視の少女・瀬尾静音と出会った黒桐幹也と、同じく未来視の連続爆弾魔・倉密メルカと出会った両儀式。ふたつの“未来”が重なり合う結末の行方は―!?これぞ未来と過去を繋ぐ空白にして未来への福音。
著者等紹介
奈須きのこ[ナスキノコ]
ゲームメーカー・TYPE‐MOONのシナリオライター。小説家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
勇波
76
いっきに読んでしまった。。まさかここまでハマるとは、自分でもビックリ。続編はあるのかな?2014/01/19
けい
63
率直な感想は読んでよかった。本編では式の持つ能力や未来視の概念が???な感じでしたが、これ読んでちょっとわかった気がします。奈須さんが描きたかった世界観はこれなのね(いまさらかい)時系列を意図的に入れ替え、場面さえも前後させて綴られる物語。本編は常に暗さや死が付きまとう話。それに今作の過去と未来をつなぎ合わせて、やっと大きな流れを見つけました。もう一度読み直したら、ちゃんとした世界観が見えてくるはず。2014/12/03
聡美
63
式と幹也が仲睦まじいのを期待してたので、そんなシーンはほとんどなくて、ちょっと残念だったけど、マナちゃんがかわいかったので、おっけー。幹也に惚れる人、ちょっと多過ぎだと思う(笑)静音ちゃんの、超早い失恋は、かわいそうになった。だって、静音ちゃんも思ってたけど、式には絶対かなわない。でも、式が、静音ちゃんに、たぶんヤキモチを焼いてたので、かわいかった。恋人か、と聞かれて言葉を濁す幹也が微笑ましかった。まさか、爆弾魔が、また登場すると思わなかった。しかも画家になって、さらに式の娘と仲良くしてるなんて、驚き。2013/08/25
いおむ
55
本編を読んでからだいぶ経ち、アニメも映画も見ていないので、人物・世界感が馴染めず残念。それでも未来視の解釈や本編の後日談が面白かった。いつか本編を含め読み直そう。2018/02/18
刻猫
30
誰にも干渉できない領域。未来を視ることができる人たちの話。予測と測定、型月作品の能力の理屈付けはかなり興味深い。そして、能力だけでなく、能力を持ってしまった人の描写もリアル。少女の苦悩、爆弾魔の摩耗。現実に対する疎外感は確かに起こりうると思う。ただ、老婆の矜持に胸を打たれた。人間の力強さがある。そして、尊い未来と過去の話。識の願いと、確かに残った幸福な夢。とても綺麗な話だった気がする。余韻が心地よいからかな。2012/01/18