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出版社内容情報
昭和五十八年。
雛見沢の連続怪死事件に終わりはなかった。村人が恐れ敬う“オヤシロさま”の祟り―― “鬼隠し”の惨劇は今年も二人の犠牲者を出し、転校生・前原圭一に襲いかかる――!
正解率1%の衝撃ミステリー『ひぐらしのなく頃に』待望の文庫化!
竜騎士07[リュウキシゼロナナ]
著・文・その他
ともひ[トモヒ]
著・文・その他
内容説明
昭和五十八年。雛見沢の連続怪死事件に終わりはなかった。村人が恐れ敬う“オヤシロさま”の祟り―“鬼隠し”の惨劇は今年も二人の犠牲者を出し、転校生・前原圭一に襲いかかる―!正解率1%の衝撃ミステリー『ひぐらしのなく頃に』待望の文庫化。
著者等紹介
竜騎士07[リュウキシゼロナナ]
1973年生まれ。同人ゲーム作家、小説家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
SOHSA
35
《購入本》第一話「鬼隠し編」読了。上下巻を通じ、頁が進むにつれ、展開のスピードが加速度的に上がっていく。それが主人公圭一の疑心暗鬼に囚われていく心理とも連動して読み手の恐怖感をも増していく。その手法には読み手を物語の中へ引き込む強烈な力がある。日常と非日常が交錯し境目がいつのまにか消えて融合する様に、何が真実で何が主人公の妄想であったのかさえ判然としなくなる。最終的に謎は解明されない。そもそも何が謎であるのかさえも。はたして伏線は回収されたのか。余韻は重く湿っている。救いはやはりない。2016/07/22
YO-HEY@紅蓮ロデオ
32
…面白ぇ!後半は良い意味で訳が解らない!感想?薄膜越しの恐怖と寒気。解らないものが解らないから怖い。次も絶対に買い!2011/03/04
Yobata
20
出題編第一話,鬼隠し編下巻。綿流しの祭りに隠された連続怪死事件の事実を知ってしまい今年も犠牲者が出てしまう。さらに綿流しには一人死ぬだけでなくもう一人行方不明になるという鬼隠しも存在した。知ってしまった圭一に様々な不可解なことやレナや魅音の謎の追求が始まる。圭一が触れてしまった雛見沢の禁忌とは…そして雛見沢の日常とは…。大石刑事から聞いたレナ達の真実を知った圭一はそのレナ達に執拗に狙われる。おはぎに針は恐ろしい…。しかしそれが実際は圭一の思った通りに圭一を狙ったものなのか圭一の激しい思い込みなのかが→2014/02/28
ツバサ
16
下巻。アニメで知っているとはいえ圭一が狂っていくのは臨場感がありました。出題編のこの内容だけで正解を見つけるなんて難しいよな。多少の違和感やすれ違いは分かっても正解までは… 圭一が疑心暗鬼になるのは無理ない話です。2020/12/01
星野流人
14
原作やらアニメやら漫画やらを経て、もはや何周目かも分からなくなってきたひぐらし世界。改めて真実を知った上でこうして読んでいくと、真相を知っているからこそ気づくことも多い。そして思うのは、やっぱり鬼隠し編のみで全ての謎を看破するのは、ぶっちゃけ至難の技ですね! せめて出題編全部読むくらいじゃないと……。 ひぐらしの本領発揮は解答編からであるとはいえ、出題編にも名シーンは多く、非常に引き込まれる。あと、梨花ちゃま影薄い……。 ベストイラストは、119頁のレナと圭一。 7/10点2012/06/20