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出版社内容情報
星海社朗読館・第七弾。乙一の書き下ろし新作『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』を栗山千明の朗読CD+フルカラーブックレットで収録前作『ベッドタイム・ストーリー』で、すべての読者を魅了し、感動させた名タッグがここに再演――。
兄弟らしき二人の男に誘拐され、“光”と“希望”を略奪された「私」を翻弄する「暴力」と「献身」を、乙一が紡ぎ、釣巻和が美しく彩る。“異名・黒乙一”を思わせる“暗闇の恐怖”の物語を、栗山千明が朗読したピクチャーレーベルCDにフルカラーハードカバーブックレットをあわせてパッケージ化した、星海社朗読館シリーズ第七弾。
乙 一[オツ イチ]
著・文・その他
釣巻 和[ツリマキ ノドカ]
著・文・その他
栗山 千明[クリヤマ チアキ]
著・文・その他
内容説明
前作『ベッドタイム・ストーリー』で、すべての読者を魅了し、感動させた名タッグがここに再演―。兄弟らしき二人の男に誘拐され、“光”と“希望”を略奪された「私」を翻弄する「暴力」と「献身」を、乙一が紡ぎ、釣巻和が美しく彩る。“異名・黒乙一”を思わせる“暗闇の恐怖”の物語を、栗山千明が朗読したピクチャーレーベルCDにフルカラーハードカバーブックレットをあわせてパッケージ化した、星海社朗読館シリーズ第七弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
メルル
20
彼女は誰を…?そして彼も…。ライムや煙草の香りがとても効果的。死と隣り合わせで常に暗闇の中。そんな中で愛だと言えるのか。この気持ちは一生知りたくない。2016/02/01
むつぞー
13
兄弟らしき二人の男に誘拐され、両目をくりぬかれた少女。監禁者と被監禁者の朗読CD付き物語。今回は黒乙一、物語は黒系でありながら切なさもあります。絵も美しく朗読もいいのだけど、でもちょっといいお値段なのがネック。この際朗読CD無しの廉価版というか文庫版が欲しいなぁ。2012/12/08
YUNA♡
7
久々の黒乙一作品。やっぱりホラーとはちょっと違った恐怖があってそれがまた面白い。自分にひどいことをする犯人に少しでも好意を寄せてしまう。そんなことあるのだろうかと思う反面、実際はあるんだろうななんて思った。依存してしまう関係ってこわいなって思った。2015/11/27
Mimi Ichinohe
4
怖~い!さすが乙一。こんなに怖い話なのに、何をもってこの壊れそうな綺麗なものをかもしだしているのか。文中に挟まれるお話が『銀河鉄道の夜』なのも秀逸!くるくるとコペルニクス的転換がおこり、女の子の5本指手袋を思う。2019/05/22
さすらい
4
絵本の世界のような感覚に酔いました。読者にある程度のヒントを与えながら、あやふやな余韻を残し、それでも選択肢を持たせてくれる。今回も余韻にすっかり酔わされてしまいました。実際にコロナビールのライムの香りに酔ってしまったのかも。2013/01/25




